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2010年3月27日

思い出の地へ


今日は鎌倉RSの試合のため、
保土ヶ谷公園のラグビー場を
訪れました。

高校卒業後、神奈川から離れ、
またしばらくラグビーからも
離れてしまっておりましたので、
ここを訪れたのは、22年ぶり。

その時この場所で
当時最強のチームに敗れ、
高校でのラグビー生活が
終わったのです。

また雪解け水の中、
泥まみれになって
足も手も終始感覚が麻痺した中で
壮絶な試合をしたのも、
この場所でした。
(同じ日、国立競技場にて
伝説の雪の早明戦
行われていました)

あの時この場所で
タックルしたなあ、とか、
このあたりで
拙いプレーしたなあ、とか、
結構覚えているものです。

このように高校時代、
とても思い出深い場所、

しかし久しぶりに来ると、
私の知っている
黒い土のグランドではなく、
一面人工芝に覆われたグランドに
生まれ変わり、
きれいなクラブハウスも
整っていました。

そういえば
あの雪の試合の後、
シャワーから温かいお湯が
ろくに出なくて、
湯気の立つ
むさ苦しい男たちが
裸身のまま
身を寄せ合いながら、
暖を採ったなあ。

あの時代を思えば、
ラグビーをする環境は
雲泥の差。

古い時代の私にとって
泥まみれになることも
ある意味ラグビーの楽しさの
一つだったので、
少し寂しい気もしますが、
しかし小さな子どもたちにとっては、
気軽にラグビーボールと
楽しめる環境といえます。

こうしたインフラ整備によって、
ラグビーを楽しむ人たちが
増えていくといいですね。