2020年3月10日
この小屋を前にして
カテゴリー: 新築の仕事 二宮のちっちゃな小屋
二宮のちっちゃな小屋にて。
本日の午後は
保健所の検査。
検査の時間が
13時30分~15時30分という
あいまいな設定で、
また先日のガスレンジの
到着時間のこともあったので、
今日はたっぷり
内職の用意を持参して
備えたのですが、
割と早めに来ていただいて
助かりました。
検査のほうは
何ごともなく通過、
何ごともないように
準備はしていたものの、
やはり心拍数は
上がるものです。
しかしこれで
明後日から晴れて
「菜と根や」として
営業が始まります。
そういえば明日という日は
9年前に震災でたいへんだった日。
そしてちょうどその翌年に、
母屋の棟を上げたのでした。
そう考えると、
二宮のこの敷地で起きている
一連のできごとは、
震災への想いとともに
あります。
3.11の前日に
保健所の検査、
そして3.11の翌日に
営業許可が下りるというのも
偶然ではないように思います。
思いかえせば、
きらくなたてものやが
共同作業で竹小舞を行うことが
もはや‘標準仕様’となったのも
この家がきっかけでした。
自分たちの手で
暮らしを作る。
みんなで助け合って
社会を作る。
それらがいざというときの
備えであるとともに
幸せと喜びを
いただけるということを
3.11を前にして
この小屋を前にして
改めてかみしめる
次第です。