2017年4月5日
こわしたくない
藤沢い邸にて。
たてものの一部の解体が
始まりました。
このたてものは
昭和40年築、約50歳です。
その頃の壁の下地は、
竹小舞下地の土壁でした。
壊すにつれて
それらが露わになってきています。
裏返し塗りをしたほうが
壁としては強いのですが、
そんなことは
どうでもよく、
そのさまは
壊したくないと思うほど、
美しいと感じました。
下地が美しいたてもの、
壊してもなお美しいたてもの、
新たに建てるたてものも
これに見習います。