2018年4月13日
たくさんの木たちが楽しい家
狭山こ邸にて。
この家は決して大きくはありませんが、
材木屋と協力して作った家なので、
たくさんの種類の
木が使われています。
それらの表情を
一つ一つ見て回るのが
楽しい家です。
ではそれらの木たちを
紹介します。
玄関で迎えてくれるのは、
サクラの式台。
1階の床板はクリ。
居間を見上げると、
いちばん目立つところに
カツラの大黒柱に
アカマツの梁が吸い込まれ、
その上には
ツガの梁が架かっています。
また管柱は
基本的にコウヤマキ。
高貴な香りがします。
洗面所の床はヒノキ、
造作材もヒノキが中心。
襖の縁は青ヒバ、
柱はコウヤマキ。
いずれも木肌の白い木です。
階段の段板はヒメコマツ、
蹴込板はモミ。
色合いは何となく似ていますが、
それぞれ木目が特徴的です。
また右側に見える
隅の通し柱はヒノキ。
階段の親柱はカヤ。
よく将棋盤になる木なので
緻密な印象です。
2階に上がると、
サクラの梁が目に飛び込んできます。
垂木はコウヤマキ。
2階の床板はスギです。
スギの箱でできた厨房。
ということで
使った木は、
スギ
コウヤマキ
ヒノキ
クリ
アカマツ
サクラ
カツラ
ツガ
カヤ
ヒメコマツ
モミ
ヒバ
の11種類。
あ、いつも使っている
サワラがない(笑)。