2011年8月19日
みちに緑を、庭に緑を
カテゴリー: 家づくりの理念
何気なく家の前の
写真を撮ってみると、
画面の3〜4割は道路、
同じ割合程度で空です。
その残りの部分の
建物が建つ敷地については、
住宅地の場合、
法令上の制限もあって
およそ半分以上は庭です。
そう考えると、
まちの景色の構成要素として
大切なものは、
道路と庭といえます。
もちろん建築物も
重要な要素の
一つですけどね、
ただこうして写真を見ると、
土木の世界も
実に大切ということが
よく分かります。
そして
まちの温熱環境を
高めるという視点でも
同様です。
この時期、
触れないほど熱くなる
アスファルトの面積が
大きくなればなるほど、
やはり暑く感じるのでは
ないかと思います。
車や自転車の
運転効率のことなどを
考えれば、
アスファルト舗装を剥がすことは
あまり現実的では
ないと思いますが、
せめて
私たちの心地よさを
増すために、
道に緑を。
庭に緑を。
省エネのため、
建物の断熱性能ばかりに
目がいきがちですが、
建物以外でもできることは、
たくさんありそうです。