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2012年10月19日

一寸のカケラも五分の魂

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

現在竹小舞の骨となる
間渡し竹を仕込み中。

今回は荒壁仕上げとなる
ところがあることもあり、

室内側に竹小舞をかきます。

そうすると、
間渡し竹と間柱の間に、
およそ五分の隙間が空いてしまうので、

その間に何かを
かませる必要があります。

そこで、
余った床板や下地材などを
短く切って活用。

木の建築は、
こうして工夫次第で
とことん使えて、
ゴミが出ないのが
いいところの一つです。

余ったら余ったで、
薪として引き取ってくださる方も
いますからね。

さらに達磨窯で瓦を焼く五十嵐さんも
たくさんの薪が要るので、
実は「売手市場」だったりします(笑)

いずれにしても、
近々触れたいと思いますが、
建築とゴミ問題も
考えていくべき問題です。

普通だったら、端材。

しかし今回は、
こうしてパッキン材に。