2006年9月30日
‘上がり’が見えた
カテゴリー: えこびれっじ
今日は一日焼杉作業。
板は全て焼き終えてしまったので、後はひたすら洗いの作業。
それと、隅材を焼く作業。
いずれもかがみながらの作業なので、ずーっと作業していると、腰に来ます。
これを書いている今も、部活の練習後のような、懐かしい疲労感を感じているところです。
しかし、写真のとおり、板を並べて外壁に貼られる姿を試してみると、改めてみなさんと手をかけてきてよかったなー、と思います。
上品な褐色。
黒く浮き出た年輪。
焼くことによって、ところどころ少し欠けた角が、古びた感じと柔らかい印象を与えます。
これは、塗装では絶対に出せない色と風合いです。
早く実際に外壁に貼られて三次元になる姿を見たいところです。
さて、こうして半年以上、毎週毎週続けてきた焼杉作業も、順調に行けばあと1日でおしまいです。
うれしいような、しかしとても寂しいような。
あと一日、残りの作業を堪能したいと思います。
空は、寂しさを醸し出す秋の夕空。
向こうに見える山々は、丹沢山系。
夕暮れが、すっかり早くなりました。