2013年7月12日
両面竹小舞
カテゴリー: 鎌倉みや邸
鎌倉みや邸にて。
今回鎌倉みや邸の仕上げは、
荒壁土仕上げとなる予定なのですが、
その仕上げは、
作業上幾つかの課題があります。
その一つは、
室内の間仕切り壁とする場合、
一般的には、
どちらか一面だけが
荒壁土仕上げになり、
もう一面は、
貫伏、斑直しという工程が
必要となって、
仕上げの印象が
だいぶ変わってしまいます。
これまでは、
どちらか一面は
板を貼るなどの対応を
してきたのですが、
今回はどうしても両面を
荒壁土仕上げとしたかったので、
そうだ!
両面に竹小舞をかいてしまえばいい、
という発想に辿り着き、
左官屋さんに確認したら、
それでいきましょう1
ということになり、
作業はだいぶ
たいへんになりましたが、
そのように竹小舞を
かいてみることにしました。