五月晴れの下、山仕事!
山梨県某所の山。
間伐された木が、
林道沿いに放置されていたので、
それを回収して、
使うことにしました。
地元の森林組合に勤めるHさんの案内のもと、
NPOえがおつなげての有志5人で山仕事。
天気が危ぶまれましたが、
そこは晴男の私。
朝は雨が降っていましたがまもなく上がり、
結果、とてもすがすがしい五月晴れのもと、
作業を行うことができました。
気持ちよかったー。
林道沿いに放置された間伐材。
補助金などによって間伐作業自体は行われるのですが、
搬出してもほとんどお金にならないので、
こうして山に放置されることが多いのです。
なお、このあたりの木は、
カラマツが大半で、
たまにアカマツを見受けます。
急斜面を、
木登りするようによじ登り、
木にロープを引っ掛け、
それを車で曳いて、
道路に落とします。
木登りしているのは私。
これがけっこう、楽しいのです。
道路に落とした木を、
チェーンソーで、
4mの長さに伐ります。
なお、チェーンソーを手にしているのは、
我らがNPOの代表、Sさん。
昔山仕事を本格的にしていたらしく、
手つきは手馴れたもの。
Sさんも久しぶりということもあり、
とても楽しそうに、作業してました。
4mに伐った材をトラックに載せ、
まちの製材所に運びます。
これらを挽いて、
デッキの材料にしたり、
工事現場の足場板などに使おうかと思います。
ところでトラックに載せる作業、
これがとても重労働。
間伐して約半年が経ち、
木が乾燥していたとはいえ、
とても重いのです。
ごつい木は、
みんなではあはあいいながら持ち上げ、
トラックに積みました。
そういえばここは標高1000m以上。
やはりまちに比べて空気が薄く、
最初少し身体を動かしただけでも、
はあはあと息切れする感じがありましたが、
しばらくすると、
楽しさに打ち消されたのか、
慣れてしまいました。
製材できない細い材は、
みずがきランドに搬入。
犬小屋を作ったり燃やしたり、
いろいろ使いみちを考えてみたいと思います。
・・・
ヤマやムラは
今元気がないというけれど、
ものは考えようで、タカラの宝庫。
こうしてムラとマチの人が
うまく結びつけば、
お互いに何かいいこと、
楽しいこと気持ちいいことが
起こるかもしれません。
ヤマの恵みを使う側の人間として、
これからもこうした橋渡しを
提案していきたいと思います。
皆さんも、
気持ちいいので、
今度ぜひ来てくださいね。