2012年4月11日
古い木組みが呼吸する
カテゴリー: 鎌倉小町や邸
所用で鎌倉古民家の現場に
(ああもう現場ではない)
来たのですが、
居間の上半分はこんな感じ。
数十年の間、
天井の中に閉じ込められていた
年季の入った2階梁組みを
敢えて露わにして、
古い木組みが
少しでも生き長られるよう、
建主さんとともに、
胸いっぱい
呼吸できるようにしました。
そしてだいぶ前この家を改造した際に
柱を抜いて鉄骨梁が入っていたところを
板で覆って、
新たに入れた木の梁のように見せています。
奥にこれから漆喰を塗る予定の
壁の下地が見えていますが、
写真だけ見てると、
何だか黄色と白の模様みたいで、
これはこれで、
いいんじゃないかという
気もしてきました(笑)