大みそかに竹伐り隊
今日は旧暦の大みそかにあたる日。
そんな日に大磯で、
竹小舞用の竹を伐る
ワークショップを行いました。
月の動きに対応している
太陰暦の旧暦と、
今日竹を伐ることに、
実は関係が
ないわけではありません。
というのも、
木や竹を伐るには、
新月の直前が
いいとされているのですが、
明日は旧暦の新年。
ということは、
新月の日ですからね。
今日はその前日に
あたります。
幸いお天気も上々。
じっとしていると、
とても風の冷たい日でしたが、
竹林やその下の田んぼで
身体を動かしていると、
その風の冷たさを
忘れるほど、
身体があたたまりました。
さて今日の参加者は、
建主の‘ら’さんと、
息子の‘こ’くん、
そして飼い犬の‘リ’。
大磯から‘く’さん、
新宿から‘お’さん、
秦野から‘お’さん、
横浜から‘や’さん、
そしてきらくなたてものやから3名。
合計9名+1匹と、
おかげさまで今日も賑やかに
作業を進めることができました。
次に、今日一日の様子を
写真に沿って、紹介していきます。
まず竹林に入って
竹を伐り出す作業。
急斜面なので、
思いのほか重労働です。
これは主に
男性陣の仕事。
男性陣の一人、
‘こ’くんも一緒に山に入って、
いっしょうけんめい竹を伐っていました。
伐った竹を
竹林から下ろし、
現在お休み中の田んぼの上で、
竹を所定の長さに伐る作業。
これは主に、
女性陣の仕事。
所定の長さに
伐り揃えた竹を
割る作業。
竹の太さに応じた竹割器を使って
スパーンと割っていきます。
割る時の音といい、
割れる感触といい、
とても気持ちがよいです。
しかしいくら竹が
割りやすいからといって、
コツと力の入る作業です。
幅2、3cmに割った竹の節を
ナタできれいに落として完成。
これを50本ごとに
束ねていきます。
今日は15束できました。
すばらしい!
作業が終わった頃は、
すっかり日が暮れて、
里山は夕闇に包まれました。
しかし本当に
陽が長くなりましたね。