2018年7月24日
弥生時代に思いを馳せつつ
(仮称)茅ヶ崎の麹屋にて。
基礎工事が始まりました。
実は当初、
ヨイトマケで石を並べ、
その上に石場建ての建屋を
予定していたのですが、
地面を30㎝掘ると
遺跡が出るかもしれず、
それ以上掘る仕事をする場合は、
何百万円もかけて遺跡調査しなさい、
ということになってしまいました。
このあたりには
なんと弥生時代から人が住んでいたらしく、
人が住むには
とってもいい場所らしいです。
しかし喜んでいる場合ではなく(笑)、
ヨイトマケの場合、
地盤を堅くしなければならないので
砕石による地盤改良を予定したのですが、
それだと遺跡調査は必至、
このため
石場建てという方針は変えずに
コンクリートで
地面をあまり掘り下げなくてもよい工法で
基礎を作ることにしました。
現代人にとって
何が大事なんだろうと
少し考えさせられましたが、
弥生時代に思いを馳せつつ、
与えられた条件の中で
いちばんいい答えを
出していきたいと思います。