2007年10月26日
日本を詰めた箱
カテゴリー: 今日のできごと
今日は、
トラーベ・アート・フェスティバルの一環で、
「鎌倉遊山!」の日でしたが、
あいにくのお天気のため、中止。
その代わりドイツ人の方々と、
「箱膳」を使って昼食会を楽しみました。
箱膳の作法でごはんをいただいて、
改めて箱膳は、
日本人の生活の美学が凝縮された道具だな、
ということを感じました。
なお、今回使った箱膳は、
川霧の美しい会津三島町産。
日本ならではの、
桐の木で作られています。
また、ごはんをいただく道具だから、
できるだけ安全な素材を使いたい、
ということもあり、
工場に無理を申し上げて、
使った糊は、ニカワ由来、
塗装は、エゴマ油、と、
これも昔から日本で使われてきたもの。
「食」と「道具」と、
秋雨の降りしきる中、
築約80年の古い民家で、
‘日本のココロ’を
堪能した一日でした。