2006年11月18日
機械は職人が作る
カテゴリー: 今日のできごと
昨日、今日と、今年の木の建築塾の3回目。
今回は、「歴史的建築物(安田邸)の内装と修復工事」。
昨日は、池袋の芸術劇場で座学。
今日は安田邸の見学会。
今日は、諸般の事情で参加できず、
昨日の座学の会のみ参加しました。
(残念!)
私はこれまで新たに建物を作るばかりでしたが、
修復工事も、とてもおもしろそうだな、と思いました。
もしかしたらそれは、
設計者自身の仕事の姿勢なのかもしれませんが、
元の建物の質感を大事にととのえるために、
職人と深く対話し、
素材や作り方を追求する仕事。
想像以上に感銘を受けました。
その中でもとくに印象深かった話は、
畳や紙を作る機械は、元々は、
畳職人、あるいは紙漉職人が
作ったという話。
職人の世界は、
職人にしか、
再現できないということですね。