2009年10月12日
瓦の下
カテゴリー: 鎌倉か邸
現在、瓦の下地となる
瓦桟が打たれているところです。
万が一瓦の下に
水が入ったとき、
それが流れ落ちるように、
瓦を留める役割の
横に渡す瓦桟は、
野地板から数mm浮かして
取り付けます。
数mm浮かすために
下に打っているのは、
本来壁などの下地で
木ずりとして使う、
厚さ7mmの薄い板。
一般的にこの部分は、
堅いスポンジのようなものを
使っていることが多いのですが、
瓦が水を吸い、風が流れ、
瓦の下が蒸れるという危険性が少ないので、
ここは敢えて、木を選択。
すると一時、
木格子屋根となります。