2008年9月4日
窪八幡神社と出会う
カテゴリー: 今日のできごと
先日8月29日、仕事で行った山梨の集落で、
窪八幡神社と出会いました。
約470前に建立された鳥居。
日本に現存する木造鳥居の中で、
一番古いそうです。
一部補修の跡はあるものの、
屋根もないのに約470年もの年月を
経ることができるとは、
木は案外、長持ちです。
それにしてもこの形、
笠木が大きく反り、
両脇の柱が大きく内側に傾き、
今にも天に昇っていきそうです。
鳥居の柱の根継の跡。
木の建築は、こうして手を入れて、
長く使うこともできるのです。
神社の境内。
神社の建物は比較的簡素で、
そのかわり、といいますか、
空間が建物だけで完結せずに、
その配置や周りの環境と相俟って
神秘的な空間を醸し出しています。
ここのところとくに、
神社の風景がとても気に入っています。
鐘楼。
こじんまりと、
かわいらしい感じです。
神社の建物で見つけた
柱が古びて、風化している様子。
傷んだ木、というよりも、
現代彫刻のようです。