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2005年8月2日

竹小舞の取付開始!

カテゴリー: 目黒か邸


伝統構法の醍醐味の一つである竹小舞の取付作業が今日から始まりました。

竹小舞は塗り壁の下地になり、いずれ隠れてしまうものなのですが、できあがると隠すのがもったいないくらい美しい!
この時期はとくに、そのすき間からそよそよと風が入ってきて、なかなか気持ちよいのです。

写真は、竹小舞の「骨」になる間渡し竹を取り付けているところ。
これに割いた竹をくくりつけていきます。
間渡し竹は、細くてしなやかな篠竹を使います。
木造の軸組みに深さ1cmくらいの穴をあけ、そこに間渡し竹をたわませて差し込んでいきます。