2009年11月21日
育てる家が一区切り
カテゴリー: 今日のできごと
今日はお昼から、
所員のセンダの
ご両親が暮らす家の
竣工祝い。
この家づくりに関わった
たくさんの職人衆が集まり、
楽しい宴でした。
この家づくりを通じて、
私たちは腕を振るって、
単にそこに家を建てる
ということだけではなく、
私たちを育ててくれるのだ
ということを
とくに実感しました。
とくに所員のセンダと
初棟梁の古口くんは、
とても大きくなりました。
こうして家づくりというのは本来、
たまたま所員のご両親の
家だからというわけではなく、
例えば大工が大工であり続けるために、
左官が左官であり続けるために、
建主が「旦那」として、
育ててくれるという面を
持ち合わせているのだと思いました。
そう考えると改めて、
新たな家づくりの仕事を
いただき続けることは、
本当にありがたいことです。
ところで大工の古口くん、
本格的な独立に向けて、
皆の前で屋号を考え、披露。
「杏(あんず)工匠」と
あいなりました。
古口、コグチ、木口…、
これを縦に並べると、
「杏」ですからね。
めでたい!