2013年3月11日
走りながら愛注ぐ
カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。
現在床と壁と天井を剥がしながら、
作業を進めています。
初期の段階は、
割と状態のよい下地が
お目見えしたのですが、
後半になるにつれ、
傷んでいる箇所が
目立つようになりました。
そのたびに、
大工や基礎屋さんたちなどと
現場で打ち合わせして、
どのように対応するか検討。
状況に応じて、
応用力が求められます。
そんなわけで
現場が始まって以来、
7割の日数は
ここに来ているでしょうか。
まさに走りながら、
ものごとを決めていきます。
しかし古民家の改修では、
これはつきものの作業。
むしろ、
こうして現場との密度が
濃くなればなるほど、
愛着が沸いてきます。
少しでもこの建物が
長生きできますように。