身も心もあたたまる竹取物語でした
12月に入って寒い日が続きますが、
今日はとりわけ寒い日。
なんでも近畿地方は、
初雪が降ったとか。
それほど寒かった
まもなく新月の今日、
きらくなたてものやは
大磯の某里山の一角で、
竹伐り隊を結成しました。
もちろん青空の下での
作業でしたが、
身体を動かしていると
寒さを忘れてしまうほど。
そしてお昼ごはんや
おやつの時間になると、
その寒さを思い出すのでした。
さて、今日の参加者は、
建主の‘み’さんご夫婦、
‘み’さんのお母さん、
‘み’さんの奥さんのお父さん、
最近ワークショップに
よく来てくださる‘う’さん、
町田か邸の建主さんたち
3名+子ども1名、
埼玉の遠方から
町田か邸の建主さんのご両親、
鎌倉か邸の親子、
午後から二宮し邸の建主さん、
そしてきらくなたてものやから3名、
合計15名+子ども2名と
賑やかに作業を進めました。
来てくださった方の
属性を見ていただくと
分かると思うのですが、
そのほとんどが建主さんOB、
または現在進行形の建主さん。
しかも偶然、
杏工匠が棟梁を担当する
建主さんばかりでした。
実は今回、
直前まであまり人数が
集まっていなかったのですが、
昨日にきて急増。
こうした場に来ていただく方は、
等しくありがたいと思うのですが、
いざという時の
建主さん同士のつながりは、
本当にありがたく思います。
そんな皆さんのおかげで、
今日は必要な本数の竹を伐り、
また必要な本数の割竹の
ちょうど半分を作ることができました。
参加された皆さん、
星空が見え始める頃まで
たいへんおつかれさまでした!
朝は、竹林で竹を伐り、
伐った竹を田んぼに下ろす作業。
カキシブ隊では
子どもたちが印象的ですが、
竹伐り隊で元気なのは、
おじいちゃん、おばあちゃんたち!
昨年もそうでしたが、
今年も年齢を感じさせないほど、
軽やかに里山の中を
動き回っていました。
お昼ごはんは、
建主さんお手製のおにぎりと豚汁と
おかずの数々。
美味さとあたたかさとありがたさが
五臓六腑に浸み渡ります。
二宮し邸の‘し’さん。
竹を割る姿は、職人そのもの。
毎回来てほしい…(笑)
暗闇に包まれた里山の中、
最後みんなで
星空を見上げました。
その美しさも相俟って、
みんなで上を向く
この幸せな空気感は、
きっと生涯忘れません。