きうりの収穫
酒匂さんのところで、きゅうりを収穫。
子どもたち数名は、木登りなどで道草を食っていたために出遅れてしまい、残りあとわずか。
まるで地べたを宝探しのように探します。おかげで、見つけたときの喜びはひとしお。
よかったね、出遅れて。
一日目くりこまの森見学の後、二日目は岩手県東和町まで移動し、パーマカルチャーの理念のもと生活圏を築き上げている酒匂さんの家を訪問しました。
2町歩ほどある土地を練り歩き、畑や田んぼやため池や家畜小屋などを見せていただきました。
いや〜、理屈ぬきに気持ち良かったです。
地形を生かした土地の利用も見事でした。
見学途中、木登りできそうな木を発見。
早速子どもたちが群がります。
やっぱり子どもは木登りが好きなんですね。
エコヴィレッジ鶴川の住民たちが主催する、「くりこまの森とウレシパモシリ(パーマカルチャーの実践の場)見学ツアー」に子どもを連れて参加しました。
立場上は仕事としての参加でしたが、スタッフの好意に甘え、久しぶりに子どもたちとゆっくりふれあうことができました。
初日は、山の見学。森林での作業の見学、そして55年生のスギの伐採を体験した後、参加者皆さんで植林をしました(写真参照)。やっぱり伐った後は植えないとね。
途中雨。これが案外気持ちよかったりして。おかげでドロドロに。
そして夕方からは温泉宿(温湯温泉)へ。汗をかいた作業の後だったので、なおさら気持ちよい湯でした。
幼虫から飼っていたカブトムシは、現在オス、メス一匹ずつ育っていますが、ようやく子供たちの間で名前が決まったようです。
オスは、オスだからオスピー(例の双子の兄弟?)、
メスは、「コンジョウムスメ」だそうです。
オスはどちらかというとおとなしめ、メスはとても元気です。飼育箱からよく脱走するのですが、飼育箱に帰しても帰しても、しばらくするとまた家中を徘徊しています。何しろ、放し飼いに近い状態なもので。
ちなみに画像は、上の娘(かなこ)のカブトムシの絵。
藤間建築工房。伝統構法に取り組む、若き大工集団です。
私の家づくり以来のお付き合いです。
年齢が近いこともあり、まためざす方向がほぼ同じなので、意気投合しながら仕事をともに進めています。
風貌はスマートで、とても大工には見えませんが、腕はとてもよく、他の職人さんたちや設計士からも、高く評価されています。
一度その仕事ぶりをぜひご覧あれ。
ちなみに写真中央が藤間さん、左が小口さん(彼女募集中)、右が石山さん(21歳!)。写真のとおり(?)、楽しい雰囲気で、かつ真剣に仕事に取り組んでいます。
さて、私は建築設計を仕事の一つとしています。
たてものを建てるには設計図が必要ですが、それとともに建ててくださる職人さんも必要です。とくに伝統的なたてものを作っていくには、職人さんたちとのつながりが不可欠です。これからも、そうしたつながりを大切にし、お互い切磋琢磨しながらたてものづくりの仕事に励みたいと思います。
昨日の夕方、焼杉のサンプルを、小型バーナーを使って作りました。
写真左から、
①焼きっぱなし
②焼いた後柿渋でふき取ったもの
③焼いた後、水洗いしたもの
④年輪が浮き出るように焼いたもの
(写真の光の加減でよく分からないかもしれませんが…)
焼いてみて感じるのですが、木というのは燃えにくいことに気が付きます。
バーナーを近づけると、炎を上げて黒く焦げてくるのですが、いわゆる「燃える」という感じにはなりません。
そしていったん焦げると、それ以上バーナーを近づけても、炭化が多少進みますが、あまり変化を感じません。
昔焼杉が密集した市街地に立つ町家などに使われる理由がよく分かります。意匠性もさることながら、防火材としても考えられていたのでしょうね。
そして焼いた後、洗ったり柿渋を塗ったり、人の手が入れば入るほど、よい色艶が出てきます。
だから手を入れるほど、かわいくなってきます。
一度皆さん、木の性質を理解するうえでも、やってみることをお勧めします。
やたらな場所でやるとつかまりそうですが(笑)。
今日、水道屋さんにも来ていただき、配管工事を行いました。
給水管・給湯管は、ステンレス管(に保温材を巻いてます)、
配水管は、ポリプロピレン製です。
これは海津(カエズ)跨(マタギ)瓦といいます。
いわゆる鬼瓦のシンプルなタイプですね。
取り付く前の様子。
けっこうでかい!
でも、何で「カエズ」というのかな?
今度調べてみます。