建具が入るその2
これは舞良戸。
Kさんの読書の場(?)=階段の踊り場、に取り付ける。
「舞って良し」という名前といい、好きだなあ、この建具。
昨日、桶屋さんから風呂桶が届いた。
コウヤマキの風呂桶だ。
あたりに何ともいえない柔らかい香りが漂う。
しかし何しろでかい。
約1m×約75cm×約65cmある。
これを風呂場まで運ぶ必要がある。
曲がるところは3ヵ所。
しかも幅の余裕が3㎝というところを通していかなくてはならない。
たまたまガラス屋の須藤さんが居合わせていたので、藤間さん、小口さん、石山さんと私の5人で力を合わせてワッショイ!
…なんて景気のいいものではなく、とにかく慎重に運んだ。
運び終わると、あたりはもう暗かった。
運ぶのに、およそ1時間かかったようだ。
わずか5mほどの距離を運ぶのに。
運ぶ仕事は、何人いようとも、みんな一同に風呂桶に神経を集中させる。
たいへんな仕事だけど、そこに居合わせる人たちの連帯感を深める。
伐採完了。
だいぶ見通しがよくなり、北側のマンションの日当たりもよくなった。
道路側の大木、ヤマザクラとソロの伐採はとてもたいへんだったようだ。
先にレッカーで木を吊り上げた状態で鋸を入れる。
吊る重心が少しでもバランスが悪ければ、振り子のように電線を押しのけてしまう。見ているほうはもうハラハラ。
だけど木こりは手馴れたもので、そんな目をよそに、木を無事着地。
そんな話を建設会社から聞いた。
どんな世界にも、プロはいるものだ。
さて、ここからどんな緑にしていこうか。0からの再出発。
子どもたちも、美味しい焼き芋でニッコリ。
とくに写真の右の子は今まで寒さで心配になるくらいガタガタ震えていたのだけど、
焼き芋が出てくると、とても元気になった。
焼き芋の熱量はすごい!
たき火で焼き芋を作る。
これが本当に、うめ〜〜〜のだ。
ほどほどに甘くてねっとりして。
みずがきランドのスタッフの汗の結晶と、
Sさんの見事な焼き加減が生み出した、至高のおやつ。
寒いけど元気が出た。