2005年12月3日
クスノキの階段
カテゴリー: 目黒か邸
K邸に着いて玄関の扉を開けると、清涼な香りがする。
クスノキの香りだ。
クスノキは樟脳の材料。
樟脳は防虫効果がある。
ちょうど階段下が収納になっているので、自然の防虫剤。
香りに比べ、クスノキの表情は意外にもおとなしい。
今日は玄関扉の打合せのために、葉山の現場に行く。
それとともに土地家屋調査士のMさんが、所員を引き連れて表示登記用の測量図を作るために現場に来た。
現地での作業をひととおり終わると、二人で海の方角へ。
葉山へ来るというので釣竿を持ってきたらしい。
それは用意がいい。
Mさん、さすがです。
遊び心を常に持っておられる。
私は先に現場をあとにしたが、後で成果を聞くと、キスが4匹ほどとのことでした。
今日の夕方、娘にせがまれて、クリスマスの飾り付けをした。
いつだったか東急ハンズで買ったニセモノのモミのワッカにいろいろ飾り付けをして、渡りあごのところにひっかけると、ぐっとクリスマス気分に。
作りながら、あ〜もう12月かいな、とつぶやく。
今年はほんとうに時の経つのが早く感じた。
手帳をパラパラとめくってみる。
すると、今年に入って予定の入っていない土日が一日しかなかった。
それほど充実していたのだろう。
今年もあと少し。
しかしあと少しで結末を迎える物語もあれば、これから始まる物語の準備もある。
今年最後の踏ん張りどころ。
ところで、伝統構法の家にクリスマスの飾りも悪くない。
影がきれいでしょ。