鳴ってほしくないが聞きたい
消防署の鐘楼に、こんな看板が。
このような鳴らし方の決まりがあったとは、はじめて知りました。
看板を見ながら、そこに書いてあるリズムをつぶやいてみました。
消防署の鐘楼に、こんな看板が。
このような鳴らし方の決まりがあったとは、はじめて知りました。
看板を見ながら、そこに書いてあるリズムをつぶやいてみました。
本日朝、群馬県藤岡にある共和建材さんから瓦が届きました。
共和建材さんの瓦は、K邸でも少し触れましたが、日本で現役で動いているのはもう3基しかない「だるま窯」という窯で焼いているいぶし瓦です。
端的に言うと、土で塗り固めた窯の中で、薪を使って焼く、昔ながらの方法で焼いた瓦です。
瓦が窯の中で置かれる環境が異なるので、若干色ムラができるのですが、この色ムラ具合がいい!のです。
また、釉薬等は使ってません。だから瓦がみるみる水を吸います。
非常に寒い地方だと凍害が気になるかもしれませんが、関東地方で使う分には、むしろ調湿機能と断熱性を発揮するようです。
現に、夏の日でもこの瓦に手を触れても、熱くて触れない、なんてことはありません。小屋裏が涼しくなる所以の一つです。
さらに、瓦自身がこのように「環境適応能力」があるので、非常に長持ちするようです。1,400年前(!)、ほぼ同じ方法で焼いた瓦が、まだ現役で使っている例があるそうです。
家づくりの仕事をしていると、昔の技術のすごさに驚かされることが多いですね。
さて、その藤岡を朝4時に発ったそうで、葉山に6時30分に到着したようです。
意外と近い?いずれにしても朝早くありがとうございます。
そしてその瓦を、隣のHgさんのお庭に置かさせていただくことになりました。
敷地や前面道路にほとんど余裕がないのでどうしようかと思っていましたが、本当にありがたい!
Hgさんも含めてご近所の方にはいろいろとご協力していただき、感謝感謝です。
写真では瓦を運んでいる様子が写っています。
そんなに軽いものではありません。
1枚3㎏します。それが1,000枚以上。
小柄な年配の方が、全て地道に天秤かついでトラックからHgさんの庭先まで運んでいただきました。
1回あたり4枚運んでいたので、1,000枚として250往復。
地味かもしれませんが、すごい!仕事です。
K邸の2階から上の外壁は、土佐漆喰塗り。
その下地になる木ずりを打ったところ。
木ずりはあらしともいいます。
ところで、軒樋の銅ですが、さっそく色が落ち着いてきましたね。
今日は、事業コーディネーターとして仕事してますエコヴィレッジTの総会。
エコヴィレッジTのメンバーには、さまざまなたてものづくりの作業でお世話になっています。
総会も8回目を数え、議論がだんだん活発になってきました。
29(×2)の意見をどうやってまとめていくか、頭を使っていかなければなりませんが、みんなが気軽に意見を言える場になってきたというのは、とてもうれしいですね。これがコーポラティブ住宅の醍醐味の一つです。
基本的には‘ノーガード戦法’なので(笑)、これからもよろしくです。
しかし、総会後は子どもたちの手裏剣戦法等による‘攻撃’にあい、パワーダウン。
前日の‘体調の調整不足’もあり、大雨のニュースにも気付かずに、帰宅後早々にノックダウンしてしまいました。
エコヴィレッジTの様子は、以下をどうぞ!
http://d.hatena.ne.jp/ecov/
第二回目の焼杉作業。
参加者一覧
・Kさん
・Hさん(前回に引き続き)
・Ozさんご一家(EV-T入居者)
・Inさんご一家(EV-T入居者)
・Sgさん/Arくん/Tmくん/Snさん
今日の成果は55枚。
これで、Kさんの家で使う板は全て完了!
9月というのに暑い日の中、皆さんおつかれさまでした。
汗とススで、肌はネタネタ。
あ〜、温泉行きたい。
(しかし実際は…)
InさんのHちゃんも、ほらこのとおり。
そのうちに、暑いので全身に水を浴びて、上半身ハダカになって作業してました。
もう秋だから、風邪ひかんようにね。
焼杉作業は、焼くだけではありません。
焼く
↓
デッキブラシまたはたわしで水洗い
↓
乾いたら、カラブキ
と、3段階の作業が必要となります。
焼くのはさすがに大人の作業ですが、それ以外は子どもたちも力となります。
写真でデッキブラシを持っているのは、OzさんのTっちゃん。
一日中の参加でしたが、飽きることなく作業してもらいました。
好きだなあ、こういう景色。
ゆらりとした時間。
ついでに言うと、破風板も取り付けられました。
「風を破る板」ってどんなものを想像します?