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泥壁の材料その一


近くで分けてもらった粘土。
0.5立米ほどある。

このあたりの粘土は少し黄色い。
ちらほら土蔵を見かけるが、やはり黄色っぽい色をしている。

しばらくの間、この粘土の山は、子どもたちの創造の山。
トンネル掘ったり怪獣作ったり。それらを壊してみたり。
Sさんがずっと面倒見てた。

2005年11月3日

柿渋五階調

カテゴリー: 目黒か邸


柿渋塗装の回数の差による階調。
柿渋一つで品のあるいろいろな表情を作ることができる。

K邸お気に入りの部位の一つ。
しかもこの写真は今しか撮れない部位。
なぜならこの真ん中あたりに透明ガラスが入る。

なお、左端の部分には舞良戸が入る予定。

オレはドウだ!

カテゴリー: 目黒か邸


縦樋が取り付けられる。

銅は写真のように、最初とても艶やかな輝きを帯びる。
反射して赤い鏡のようでもある。

それが次第に鈍い赤色になる。

今こんな色をしているので、外から見ると、「今のうちオレを見てくれ!」と
主張しているようにみえる。
オレはドウだ!と、今のうち主張してくれ!

そしてこれが最後の仕上げなのだ

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土佐漆喰+ケイ砂を、中塗り後あまり時間をとらずに生乾き状態で塗る。
こうして追っ掛けで塗るのが通常。
時間を置いて後で仕上げることも可能だし、そうするものというイメージもあるが、その場合は塗る前にうっすらとツノマタを塗る必要がある。

現代の工法でボード上に左官仕上げをする場合、「シーラー処理」なんて表記されていることもあるが、それに似たようなものだ。
現代工法だとうっすら接着剤を塗るようだが、伝統的な方法では海藻を煮た糊の成分を塗る。

仕上げの色味は、淡い黄色。
まだ塗った直後なので、少し色が濃い。
これが10年もすると、かなり白っぽくなる。
仕上げると、部屋が明るく見える。

貫の部分の乾きが遅いのがうっすらと分かる。

中塗りの表情

カテゴリー: 目黒か邸


きめが細かい。
「これが仕上です」と言われても分からないほど美しい表情。
これが下地なんだからなあ。

中塗りの土

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粘土+砂+スサ。
少し緑色っぽい。
荒壁用ほどではないが、やはり‘田んぼ’の匂いがする。

2005年11月2日

いちょうがささる

カテゴリー: 目黒か邸


厨房の工事の様子。
木ずりをうった壁には、土佐漆喰の磨きが。
左官仕上だけど雑巾がけが可能。

左には、いちょうの天板がささる。
天板全体がまな板。

石が貼られる

カテゴリー: 目黒か邸


浴室の腰壁の石貼が今日から開始。
だんご貼で一つ一つ丁寧に積み上げていく。

タイル屋さん、午後7時頃になってもまだ作業していたが、遅くまでおつかれさんです。