廃材を利用して
明日の催しに使う小道具を、廃材を利用して作る。
四寸角の柱の切れ端と、だいぶ前に何かの折に使おうと思って手に入れた厚さ八分の床材。
廃材も使いようで、生きたものになる。
木は、削り屑になるまでとことん利用できるのがいい。
そして天寿を全うして燃やせば燃料になる。
明日の催しに使う小道具を、廃材を利用して作る。
四寸角の柱の切れ端と、だいぶ前に何かの折に使おうと思って手に入れた厚さ八分の床材。
廃材も使いようで、生きたものになる。
木は、削り屑になるまでとことん利用できるのがいい。
そして天寿を全うして燃やせば燃料になる。
我が家の壁には、いわゆる「断熱材」はない。
そしてこれから設計する家にも、自分の住んでいる周辺の地方で仕事をいただくかぎりは、基本的には断熱材を入れるつもりはない。
そのかわり、壁は竹小舞(写真参照)を下地とする厚さ約7cmの土壁と通気層と表皮となる仕上げで、屋根は厚板と通気層と瓦で断熱性を確保する。
気密性は・・・、我が家の場合、基本的に外部は木製建具なので、なし!(笑)。
今まで、自分で住んできた感覚として、「夏は涼しいですよ」「冬は寒くないですよ」と言ってきたが、この家の作り方を伝え続けていくために、やはり科学的立証が必要だ。
今年から室内の1階と2階、そして屋外の温度、湿度を調査することにした。
自分でもその調査結果が楽しみだ。
ちなみに、本日21時現在の調査結果は以下のとおり。
なお、暖房は1階にあるガスストーブのみ。
屋外
気温:1.4℃
湿度:70%
室内(2階)
気温:18.8℃
湿度:45%
仕事をするうえでは、ちょうどいい感じ。
新年明けましておめでとうございます。
一昨日まで年を越す実感が全くなかったのだが、昨日大掃除をし、こうして新年を迎えると、不思議なもので新たな気持ちになるものだ。
さて今年の正月は、久しぶりにゆっくりと家族と過ごした。
おせち料理をにぎやかに食べ、昼間は家の中でかくれんぼ、夕方は近所の神社と寺に初詣。
神社では早々にお参りを済ませると、境内にあるイチョウの葉をかきわけ、銀杏拾いを始める。
子どもたちはイチョウの葉のじゅうたんの中で宝探しをするような気分だったようで、夢中でたくさん拾う。
結局約50ヶの収穫。
収穫物を全て自分の上着のポケットに詰め込んだので、ポケットの中に何ともいえない臭いが立ち込める。
しかも昨日の大掃除で柿渋を木建具に塗り、手にその残り香が染み付いていたので、相乗効果で手の臭いはすごいことに。
やはり銀杏と柿渋の香りは似ている。
というわけで、外はとても寒かったけど、子どもたちの元気に引きずられて、温かい正月であった。