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2006年12月19日

木と火と気

カテゴリー: 横浜な邸


現場で出る木屑を
ストーブに放り込み、
その火を利用して毎日、
大工が
大根を炊いたり、
焼そばを作ったり。

現場で作った男の料理は、
何となく豊かな感じがします。

このストーブが
ここに来てから、
現場は温かく、

そして、
何となくここに居る皆が、
この時間を待ち遠しげに、
嬉しそうに仕事をしているような
気がします。

木から火へ
火から気へ。
木のたてものの、
思いがけぬ副産物。

2006年12月18日

時の密度と速度

カテゴリー: えこびれっじ


色いろ検査は終われど、
住まうことができる状態に向けて、
工事現場は大わらわ。

今日一日の過ぎるのが早く、
気がつけば夕焼けの空は沈み、
今日は本当に今日だったのだろうか。

流れる時間の速度は、
いつもと変わらないはずなのに、
そう思う日々が続いております。

2006年12月15日

楽しそうに竹が舞う

カテゴリー: えこびれっじ


昨夜煌々と灯りがともる
部屋を訪れると、

そこに住む人たちが、
助け合って、壁作り。

黙々と、楽しそうに、
竹が舞う。

2006年12月14日

風よあともう少し待てないか

カテゴリー: えこびれっじ


昨日は完了検査、
今日は消防検査。
何とか無事終了。

この日を一つの区切として
現場は精いっぱいのことを
やっていただきました。

日々なかなか刺激的な展開。

終わったら気が抜けて、
どうやら風が吹いてきたようです。

風よあともう少し待てないか。
まだまだ、これから、です。

2006年12月13日

光を楽しむ家

カテゴリー: えこびれっじ


共用廊下の部分が、
ようやく落ち着いてきました。

すると廊下に光が、
吹抜から柔らかく拡散しています。

ここは起伏のある土地なので、
居る場所ごとの、
光の変化が楽しい。

2006年12月12日

色いろな手

カテゴリー: えこびれっじ


柿渋塗りの手が居ないので、
私が塗ることに。

ここまで来たら、
みんなで力を合わせて。

2006年12月10日

伝統と現代の交錯

カテゴリー: えこびれっじ


きのかの家の
北側の通路の庇。
伝統的な構法の要素を持ち込み、
木で作ってもらいました。

通し貫。

きのかの家の、
焼杉板とともに、
伝統と現代が交錯する、
表徴の一つです。

ここに緑や花の箱を掛けるのも、
乙ですね。

そういえば昨日から、
造園工事が始まりました。

緑復活の序章

緑に埋もれる、きのかを期待。

2006年12月9日

コンクリの箱の中、今度は竹が舞う

カテゴリー: えこびれっじ


ここはコンクリートの箱の中。
いつもは野太い木の籠の中ですが、
ここで竹が、小さく舞い始めました。

施主の手と棕櫚縄で、
竹が壁に編み込まれていきます。

以前葉山でこの作業を、
一度経験していただいているので、
話が早い。

ああ、この竹の壁は、
いつ見ても美しい。

すぐさま泥を塗られ、
見えなくなってしまうという、
日本的な無常観も含めて、
この壁はいいな、と思います。

かわちやさん、
このまま泥を塗らずに、
麻布など垂らして、
しばらくとっておきませんか。

2006年12月8日

師走とは信じ難し

カテゴリー: 横浜な邸


7月末に上棟した建物も、
早4ヵ月。
もう、4ヶ月か。

家の中は、
造作工事が着々と進み、
壁は貫伏とむら直しの状態。

それはそうと、
小春日和が続きます。
陽が出ている間、
家の中は
ほんとうに温かい。

師走とはまだ、
信じ難い、
光と気分。