捨てコン打設
浅層地盤改良の後は、
捨てコンを打ちます。
そこに基礎の位置を、
正確に書き落とします。
「捨て」コンだからといって
あなどるべからず。
キチンと打つことで、
ベタ基礎の施工精度が高まります。
太陽は燦燦と照り、
爽やかな風が吹き、
柿渋を塗るには、
今日はとてもいい天気!
そんな中、
Kさん、Aさんにお手伝いいただき、
今日は土台・大引に柿渋を塗りました。
お手伝いいただいた皆さま、
ありがとうございます。
子どもたちは、
即席の寺子屋で、
遊んだりお勉強。
柿渋塗りは、
作業の合間の、
お昼とおやつの時間が、
楽しいのです。
子どもが多いので、
常に賑やか。
山梨県某所の山。
間伐された木が、
林道沿いに放置されていたので、
それを回収して、
使うことにしました。
地元の森林組合に勤めるHさんの案内のもと、
NPOえがおつなげての有志5人で山仕事。
天気が危ぶまれましたが、
そこは晴男の私。
朝は雨が降っていましたがまもなく上がり、
結果、とてもすがすがしい五月晴れのもと、
作業を行うことができました。
気持ちよかったー。
林道沿いに放置された間伐材。
補助金などによって間伐作業自体は行われるのですが、
搬出してもほとんどお金にならないので、
こうして山に放置されることが多いのです。
なお、このあたりの木は、
カラマツが大半で、
たまにアカマツを見受けます。
急斜面を、
木登りするようによじ登り、
木にロープを引っ掛け、
それを車で曳いて、
道路に落とします。
木登りしているのは私。
これがけっこう、楽しいのです。
道路に落とした木を、
チェーンソーで、
4mの長さに伐ります。
なお、チェーンソーを手にしているのは、
我らがNPOの代表、Sさん。
昔山仕事を本格的にしていたらしく、
手つきは手馴れたもの。
Sさんも久しぶりということもあり、
とても楽しそうに、作業してました。
4mに伐った材をトラックに載せ、
まちの製材所に運びます。
これらを挽いて、
デッキの材料にしたり、
工事現場の足場板などに使おうかと思います。
ところでトラックに載せる作業、
これがとても重労働。
間伐して約半年が経ち、
木が乾燥していたとはいえ、
とても重いのです。
ごつい木は、
みんなではあはあいいながら持ち上げ、
トラックに積みました。
そういえばここは標高1000m以上。
やはりまちに比べて空気が薄く、
最初少し身体を動かしただけでも、
はあはあと息切れする感じがありましたが、
しばらくすると、
楽しさに打ち消されたのか、
慣れてしまいました。
製材できない細い材は、
みずがきランドに搬入。
犬小屋を作ったり燃やしたり、
いろいろ使いみちを考えてみたいと思います。
・・・
ヤマやムラは
今元気がないというけれど、
ものは考えようで、タカラの宝庫。
こうしてムラとマチの人が
うまく結びつけば、
お互いに何かいいこと、
楽しいこと気持ちいいことが
起こるかもしれません。
ヤマの恵みを使う側の人間として、
これからもこうした橋渡しを
提案していきたいと思います。
皆さんも、
気持ちいいので、
今度ぜひ来てくださいね。
昨日の夜、
完成以来ここで一年ほど働いていた
Iくん、Mさんの巣立ちを、
ここの棟梁だった後藤さんたちと、
祝いました。
※後藤さん、
遠いところ駆けつけてくださって
ありがとうございます!
Iくん、Mさん、
毎日おつかれさまでした。
そして、ありがとうございます。
Iくんの縁の下の力持ち的な印象と、
Mさんの爽やかな笑顔が、
いつ来ても気持ちよかったです。
シェフの美味しい料理もさることながら、
彼と彼女の仕事ぶりが、
きっとこの場所の評判を
押し上げたに違いありません。
ここでお会いできなくなるのはとても残念ですが、
またこういう形で、‘同窓会’やりましょう。
今日は、鎌倉く邸の遣り方。
建物の位置と高さを、
正確に出す作業です。
位置と高さが決まれば、
早速、基礎工事開始。
静寂を保っていた現場が、
いよいよ動き始めます。
それにしても、
現場が近いって、いいなあ。
(歩いて3分)
カジュアートスペースにて、
第6回家仕事塾開催!
今日は、壁に塗るための
荒壁土作り。
先日採ってきた粘土と短く切った藁に水を加え、
よーくかき混ぜて、できあがり。
みんな、泥んこになりながらの作業です。
今日の作業を知ってか、
今日はたくさんの子どもたちが参加!
10人くらいいたんじゃないかなあ。
参加してくれて、ありがとう!
子どもも大人も、
はだしになって、泥をこねこね。
泥は大人を童心に帰らせます。
それと、
はだしで泥を踏む感触が、
なんともいえず、気持ちいい。
作業後、足の裏は、
心なしかすべすべに。
やはり泥は美容の効果がある?
あららら。
おとうさんに藁のシャワー。
藁も子どもの遊び道具。
女の子たちが、
泥のプールの中で、
何やら遊んでいます。
今日は泥んこ遊びとは別に、
大工の藤間さんが、屋根の野地板貼り。
子どもたちは、
やっぱりこちらの大工仕事にも、興味津々。
ジャングルジムのようにして、
遊んでいます。
高いところではしゃぐ
たくさんの子どもたちをよそ目に、
藤間さんは黙々と野地板貼り。
しかし子ども好きの藤間さんとはいえ、
これだけ間近にたくさん子どもがいると、
気が気じゃなかったろうなあ(笑)。
しばらくこの小屋は、
床の上でもたたかいごっこが始まったり、
‘保育園’状態でした。
とくに、男の子たちは…、ね。
そのまま大工になる?
楽しい楽しい、おやつの時間です。
やっぱり小屋の中で、いただきます。
真ん中で誰か、
頭に紫色の花飾りが。
だあれだー?
・・・
それでは次回は、5月27日。
今度は竹小舞をかきます!
家仕事塾で作っている小屋の
荒壁土となる材料の調達のため、
鎌倉の農家のKさんがお持ちの里山にうかがいました。
Kさんは、
初回の竹伐りのときにもお世話になった方で、
今建てている小屋は、
何から何までKさん様様です。
しかも、目的は粘土でしたが、
あたりにはたくさんの山菜と筍が。
この時期の里山の恵みを
たくさんいただくことができました。
ありがとうございます!
作業の方は、
約1立米の粘土を運び出す作業だったので、
なかなかの重労働。
足が腰が背中が、筋肉痛です。
しかし五月の爽やかな風が吹く中、
心地よい汗をかきました。
また天気の方は、
天気予報によると午後雨が危ぶまれましたが、
そこは晴女のマキコさんと晴男の私。
里山のほうで作業が終わったとたん雨が降り、
カジュに運び込む時に晴れ間が見えて、
そこで運び終わったとたん、
ザーッと雨が降ってきました。
さすが、です。
きのかの家に行きました。
春が深まり、
生活も落ち着いてきて、
屋上菜園が、
本格的に菜園として
動き始めました。
行く度に誰かしら、
ここで働いていて、
見る見るうちに、
菜園が菜園らしく、
成長を遂げています。
身近に「農」ある暮らし、
楽しそうですね。
ところで、
ここは複雑な地形ゆえ、
「屋上」なのに、
屋上を見下ろせる場所があるのですが、
こうして見てみると、
地べたの菜園のようです。
播磨の旅のシメとして、
姫路城に行ってきました。
さすが国宝、世界遺産です。
想像以上に壮大で、
見応えのある建築でした。
外見は、
主に瓦、漆喰を素材として、
饒舌なほど装飾的であるのに対して、
建物の中は、
‘武士の建物’らしく、
野太く、質実剛健。
この対比が実に面白い。
いろいろ写真を撮りましたが、
瓦の使い方が印象的だったので、
以下、姫路城瓦特集です。
入母屋の部分。
部分的に見ると、
軒先と袖の装飾がすごい。
鳥衾(トリブスマ)、
そして漆喰による破風や懸魚や軒先も、
えらいことになっています。
かといって、
全体的に見ると、
ごてごてした感じというよりは、
装飾的な中でも調和している感じがします。
本瓦葺。
ムラのある感じが、
気に入りました。
瓦をコバ立てして、
連続して土間に埋めています。
写真だとよく分からないのですが、
左側の漆喰の壁が緩やかな曲線を描いていて、
それに沿った形になっています。
曲線壁部分に載っている本瓦。
斜めから見ると、
幻想的な感じです。
瓦交響曲、その壱。
漆喰に穿たれた、
丸だの三角だのの穴が、
保育園や幼稚園によくあるような感じで、
なんだかかわいらしい。
瓦交響曲、その弐。
姫路城には、
このように瓦が折り重なるように見えるところが
たくさんあります。
敷瓦。
やはりムラのある感じが好きです。
天守閣の目の前に見える、
鳥衾。
排水溝の底面に、
割れた瓦をうまく使っています。
同じ排水溝でも、
割れていない瓦を、
整然と並べたものもあります。
現代に作る案内板も、
瓦をうまく使っています。