玄関土間製作中
昨日今日と
玄関土間を製作。
深草砂利の
洗い出し仕上げ、
一部に、
達磨窯で焼いた
燻し銀の敷瓦を
埋め込みました。
砂利の配置は、
大工藤間さんと
きらくなたてものやの合作。
ココロは、
二つの「田」から生まれた、
銀河に浮かぶ、四人の家族。
どんなふうに仕上がるか、
楽しみです。
ここのところ、
食生活が豊かすぎて、
目方もかなり
豊かになりました。
先日の夜、
とても眠い時に、
久しぶりに体重計に乗り、
その数字を見て一気に目が覚め、
そのまま運動靴を履いて、
走りに出たほどです。
現場が近すぎるのも
いけない(笑)。
というわけで
このままではまずいと思い、
来春走ることにしました、
湘南国際マラソン!
もちろん、
走る動機を作る、
ということも目的ですが、
海沿いをずっと横目に走るのは、
気持ちいいだろうな、
という期待もあります。
早速今日も練習!
走って泳いで、
汗を流しました。
ここのところ
気ばかり前のめりすぎて、
忘れかけていたこの感覚、
やっぱ気持ちいいですね。
今使っている
接着剤の名前です。
昔から、
木と木をくっつけるのに使ったり、
あるいは絵描きの世界などで使われている
膠(ニカワ)が主成分。
膠は、
暑い時はサラサラの液体ですが、
寒くなると固めのゼリーのようになり、
この時期は
保温庫に保管しておく必要があります。
また使う際に
木にすりつけると
アロアルファもびっくり、
あっという間に
固まってしまいます。
ですのでちょうど今日、
9尺の長い天板をはぎ合わせる
作業をしていたのですが、
固まる前にはめ込まなければ、
と、大工は大わらわ。
確かにある意味、
使うにあたり、
「匠」の技が必要かも(笑)。
というように、
何かと‘クセ’の多い接着剤ですが、
成分が天然由来、
安全には替えられませんからね、
大工さんはたいへんですが、
その趣旨をご理解をいただき、
使ってもらっております。
今年春に、
解体する家からいただいてきた
縦シゲ格子の欄間戸2枚。
これを使って
即席の本棚を作る計画でしたが、
今日、格子の間に棚板を差し込み、
ようやく完成しました。
全然「即席」じゃなかったな(笑)。
ところで、
玄関先でヒノキの板を切っていると、
子どもたちがなんだなんだと寄って来たので、
木っ端をあげました。
今日のお風呂にでも入れてくれい。
今朝起きたら、
声が高見山(古…)でした。
ちょうど去年の今頃も
そうだったな、と思って、
去年の日記を辿ったら、
やはりそうでした。
年の瀬はやはり、
身も心も、
ミソギの季節という
ことなのでしょうか。
ところで、
これをきっかけに、
去年の今頃の日記を読み返したのですが、
コーポラティブ住宅を作っていた
あの怒涛の日々からもう一年か、
早いですね。
この一年の間に、
建築基準法が改正され、
建築を巡る手続きが
非常にややこしくなって、
手続きの時間と手間が
予測不可能な状況となっていますが、
そう考えると、
たった一年違うだけで
全然状況が違っていたわけで、
この点から見ても、
運命のアヤのようなものを
感じます。
ということで今年、
性善説的立場から、
性悪説的立場に立つ法改正により、
コーポラティブ住宅にとって、
そして今手がけている伝統構法にとっても、
実に厳しい時代になったといえますが、
いずれも心地よい暮らしをもたらす
手段の一つだと信じているだけに、
このご時勢の中でも、
何とか方法論を
見出していかなければ、ですね。