2007年7月11日
思っていたよりも梅雨らしく、
よく雨が降りますね。
今日も一日、家で仕事。
これで4日間、
鎌倉市域から出ていません。
しかしあしたは、
午後から東京。
というように、
今の行動範囲は、
鎌倉で日々を送り、
週に1〜2度、東京へ、
そして2週に1度、山梨へ、
といった感じです。
スーツ着て
ネクタイ締めて、
毎日1時間半かけ、
満員電車に揺られて
東京のど真ん中に通っていた日々は、
遠い昔の話。
もう無理だな(笑)。
とまあ、それはさておき、
こうした地元に根づいた生活は、
家づくりを仕事とする身にとって、
いい傾向だと私は思っています。
家づくりというのは、
生涯に何度もない機会。
家を建てようとするときは、
星の数ほどある設計者なり業者なりから、
唯一つを選ばなければならないわけで、
ということは、
基本的には‘縁’や‘相性’が大事。
その縁は、
やはり近くで見つかれば、
それにこしたことはありませんからね。
とくに伝統的な建築構法は、
それぞれの職人との連携があってこそ
成り立つものですので、
なおさら、です。
ということでこの世界は、
「地域制」にしてもいいのではないか、
と思っているくらいです。
あしたは、東京のど真ん中へ。
毎日だとウンザリ感じていたものが、
たまに大都会の喧騒の中に行くとなると、
ワクワクしている自分がいます。
いろいろな、楽しい人がいます。
いろいろな、楽しいできごとがあります。
やはり人間、
人によってその程度は様々でしょうが、
陰陽の調和、
ハレとケの行ったり来たりが、
心地よいのだと思いますね。
あ、写真は、
家の中にある渡り腮。
あまりに家に居るもので(笑)。