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2007年5月27日

「結」は楽し〜竹小舞〜

カテゴリー: 家仕事塾


カジュアートスペースにて、
第7回家仕事塾開催!

今回も多くの方に来ていただきました。
ありがとうございます。

さて、今日は竹小舞かき。

先日伐って割いたマダケとメダケを、
棕櫚縄で格子状に組んでいきます。

最初1時間ほどやり方を教えて、
あとは手を動かすのみ!

竹小舞を下地に壁を作るという技法は、
今ほとんど目にすることはなく、
失われつつある建築技術の一つ
という見方もあります。
確かに壁の種類によっていろいろ方法があるし、
奥の深い世界ではあるのですが、
しかし実際にやってみると、
意外(?)にけっこうできてしまうものなのです。

それもそのはず、
昔は家を作るとき、
周りの集落の人たちが集まって、
竹小舞をかいた、と聞きます。

「結」のしくみですね。

今日みたいにみんなでワイワイいいながら、
その家づくりを祝うとともに、
きっと作業を楽しんだことでしょう。

作業自体はどちらかというと地道な仕事ですが、
こうしてみんなでやると、楽しいですね。

そしてその結果組まれた竹小舞は、
感動的に美しい!

過程を楽しみ、
美しい成果を得ることのできる
竹小舞という仕事、
失われていくのはもったいない!ですね。

緑を背景にした竹小舞。
いつも言うことなのですが、
このままとっておきたいと思うほど、
美しいですね。

・・・

それではまた来週も竹小舞やります。
皆さん、来てくださいねー。

2007年5月26日

大豆の種を撒きにいく


子ども2人と、
きのかのYSOさんと、
みずがき山のふもとへ。
(私は2週連続)

NPOえがおつなげてが主催するイベント
「大豆をつくろう!」に参加してきました。

今日は大豆の種まき。

親子連れの方を中心に、
たくさんの人たちが参加していて、
ワイワイいいながら、
およそ5畝ほどの畑に、
午前中、種を撒きました。

イベントを管理する大変さはありますが、
一人でやると地道でたいへんな仕事も、
こうして大勢で仕事すると、
楽しくていいですね。

我が子たちも奮闘。
二人でうまく役割を分担して、
作業を進めていました。

眺めていると、
二人の性格の差が出ていて、
おもしろい。

私は、といえば、
連れて行った犬の番。

周りの人たちと談笑しながら、
ゆっくりとこのイベントを楽しみました。

みずがき山がかすんで見えます。
今日は湿度が高いのかな…、
でもそんな感じはしないな…、
色も少し違うな…、
と思っていたら、
家に帰ってニュースを見て納得。
きっと、黄砂の影響だったんですね。

・・・

日が暮れる頃、帰宅。
今日は、
子どもたちと私の3人(+1匹)で晩ごはん。
久しぶりに子どもたちのごはんを作って、
晩ごはんを楽しみました。

畑仕事に料理。
なんだか楽しい一日でした。

これ(畑仕事)、地元でできないかなー。

2007年5月23日

あれ、上棟?

カテゴリー: 鎌倉く邸


いや、模型の話。

模型もこうして近くで撮ると、
本物のように見えます。

引き続き鉄筋工事

カテゴリー: 鎌倉く邸


おやつの時間を少し過ぎた時間に立ち寄ると、
早々に休憩を切り上げて、もう作業が再開されていました。

週末天気が怪しいので、
それでできるだけ前倒しで
作業を進めているようです。

立ち上がりの鉄筋の二列目が
でき始めていました。

2007年5月22日

基礎の鉄筋工事が始まる

カテゴリー: 鎌倉く邸


昨日から
現場に鉄筋が入り始めました。

基礎の形状、
配筋の要領が複雑なので、
ササゴ建設さんの頭を
かなり悩ましているようです。

しかしさすがササゴさん。
ハナから正確な仕事ぶりです。

あらかじめ要所要所を溶接しているので、
配筋が倒れないで真っ直ぐだし、
確保すべき鉄筋のかぶりの線の墨を打ってあるので、
かぶり厚もバッチリ。

2007年5月21日

捨てコン打設

カテゴリー: 鎌倉く邸


浅層地盤改良の後は、
捨てコンを打ちます。

そこに基礎の位置を、
正確に書き落とします。

「捨て」コンだからといって
あなどるべからず。

キチンと打つことで、
ベタ基礎の施工精度が高まります。

2007年5月20日

鎌倉く邸 柿渋を塗る(第2回)

カテゴリー: 鎌倉く邸


太陽は燦燦と照り、
爽やかな風が吹き、
柿渋を塗るには、
今日はとてもいい天気!

そんな中、
Kさん、Aさんにお手伝いいただき、
今日は土台・大引に柿渋を塗りました。

お手伝いいただいた皆さま、
ありがとうございます。

子どもたちは、
即席の寺子屋で、
遊んだりお勉強。

柿渋塗りは、
作業の合間の、
お昼とおやつの時間が、
楽しいのです。

子どもが多いので、
常に賑やか。

2007年5月19日

五月晴れの下、山仕事!

山梨県某所の山。

間伐された木が、
林道沿いに放置されていたので、
それを回収して、
使うことにしました。

地元の森林組合に勤めるHさんの案内のもと、
NPOえがおつなげての有志5人で山仕事。

天気が危ぶまれましたが、
そこは晴男の私。
朝は雨が降っていましたがまもなく上がり、
結果、とてもすがすがしい五月晴れのもと、
作業を行うことができました。

気持ちよかったー。

林道沿いに放置された間伐材。
補助金などによって間伐作業自体は行われるのですが、
搬出してもほとんどお金にならないので、
こうして山に放置されることが多いのです。

なお、このあたりの木は、
カラマツが大半で、
たまにアカマツを見受けます。

急斜面を、
木登りするようによじ登り、
木にロープを引っ掛け、
それを車で曳いて、
道路に落とします。

木登りしているのは私。
これがけっこう、楽しいのです。

道路に落とした木を、
チェーンソーで、
4mの長さに伐ります。

なお、チェーンソーを手にしているのは、
我らがNPOの代表、Sさん。
昔山仕事を本格的にしていたらしく、
手つきは手馴れたもの。
Sさんも久しぶりということもあり、
とても楽しそうに、作業してました。

4mに伐った材をトラックに載せ、
まちの製材所に運びます。

これらを挽いて、
デッキの材料にしたり、
工事現場の足場板などに使おうかと思います。

ところでトラックに載せる作業、
これがとても重労働。
間伐して約半年が経ち、
木が乾燥していたとはいえ、
とても重いのです。
ごつい木は、
みんなではあはあいいながら持ち上げ、
トラックに積みました。

そういえばここは標高1000m以上。
やはりまちに比べて空気が薄く、
最初少し身体を動かしただけでも、
はあはあと息切れする感じがありましたが、
しばらくすると、
楽しさに打ち消されたのか、
慣れてしまいました。

製材できない細い材は、
みずがきランドに搬入。

犬小屋を作ったり燃やしたり、
いろいろ使いみちを考えてみたいと思います。

・・・

ヤマやムラは
今元気がないというけれど、
ものは考えようで、タカラの宝庫。

こうしてムラとマチの人が
うまく結びつけば、
お互いに何かいいこと、
楽しいこと気持ちいいことが
起こるかもしれません。

ヤマの恵みを使う側の人間として、
これからもこうした橋渡しを
提案していきたいと思います。

皆さんも、
気持ちいいので、
今度ぜひ来てくださいね。

2007年5月18日

浅層地盤改良完了

カテゴリー: 鎌倉く邸


地面の下には
高い高い擁壁の底盤がもぐり込んでいるため、
浅層地盤改良にて、
地盤を補強することにしました。

堅い堅い板を、
地面に敷くといった感じです。