「結」は楽し〜竹小舞〜
カジュアートスペースにて、
第7回家仕事塾開催!
今回も多くの方に来ていただきました。
ありがとうございます。
さて、今日は竹小舞かき。
先日伐って割いたマダケとメダケを、
棕櫚縄で格子状に組んでいきます。
最初1時間ほどやり方を教えて、
あとは手を動かすのみ!
竹小舞を下地に壁を作るという技法は、
今ほとんど目にすることはなく、
失われつつある建築技術の一つ
という見方もあります。
確かに壁の種類によっていろいろ方法があるし、
奥の深い世界ではあるのですが、
しかし実際にやってみると、
意外(?)にけっこうできてしまうものなのです。
それもそのはず、
昔は家を作るとき、
周りの集落の人たちが集まって、
竹小舞をかいた、と聞きます。
「結」のしくみですね。
今日みたいにみんなでワイワイいいながら、
その家づくりを祝うとともに、
きっと作業を楽しんだことでしょう。
作業自体はどちらかというと地道な仕事ですが、
こうしてみんなでやると、楽しいですね。
そしてその結果組まれた竹小舞は、
感動的に美しい!
過程を楽しみ、
美しい成果を得ることのできる
竹小舞という仕事、
失われていくのはもったいない!ですね。
緑を背景にした竹小舞。
いつも言うことなのですが、
このままとっておきたいと思うほど、
美しいですね。
・・・
それではまた来週も竹小舞やります。
皆さん、来てくださいねー。