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2007年2月12日

冬のあたたかい鎌倉を満喫

カテゴリー: 今日のできごと


連休中、大学時代の友人Cが、
石川県から一家で遊びに来たので、
近くに住むK一家と、
鎌倉を案内しました。

行ったのは、
円覚寺、大仏、七里ガ浜の海。

おおぜいの子どもたちを連れながらなので、
ドライブがてらゆっくりと。

鎌倉に住んでいながら、
こういう機会がないと、
なかなか観光地に行くこともないので、
よい機会でした。

思えば十数年前、
この三人で、
京都宇治川にて川下りの旅は始まったのでした。

いつもは全国各地の川で再会するこの三人が、
今回子どもをたくさん引き連れて、
ゆっくりと観光地を回るなんて、
感慨深いものがあります。

2007年2月8日

栗のはこ


栗の木で、箱膳作りを試みました。

山梨に本拠を置く「NPOえがおつなげて」での活動の一環です。

これまでNPOにて
たびたび箱膳の催しを行っていたのですが、
そのときは、
買って手に入れた箱膳を使っていました。

しかし、
これだけ森の恵みに恵まれているのだから、
せっかくだから自分たちで作ってみようということで、
地元の家具作家さんに
作ってもらうことにしました。

栗の木は、
家具作家さんの手元にあった木。
山梨でも、身近に手に入る材です。
私も好きな木の一つなので、
この箱膳が、
とても気に入っています。

こうして身近な木の使いみち、
そしてその使いみちの物語を、
一つ一つ提案していくことで、
森が元気になる契機の一つになれば、と思います。

ところで箱膳の写真は、
須玉にある古民家で撮りました。
古民家って、昔は‘特別’な存在ではなかったはずなのに、
こういうとき、絵になるなあ。

2007年2月4日

そろそろ船出

カテゴリー: えこびれっじ


今日はみんなでおおそうじ
そして、
屋上菜園の区分け

そろそろこの‘船’は、
二十九の‘船員’を乗せた、
この先長い長い航海の準備が
整いつつあります。

この先どんな旅になるのか、
楽しみですね。

一緒についていきたいところですが、
そうもいきませんので、
温かくこの船出を、
後押ししたいと思います。

しかしこの建物は、
居場所によっては、
ほんとうに船みたいに
見えるときがあります。

2007年2月2日

壁色の調べ

カテゴリー: 横浜な邸

左は土佐漆喰と漆喰と少々の黄土と砂を混ぜた漆喰、
ほんのりと卵色がかっていて、
いわゆる漆喰よりも柔らかい印象。

右は土佐漆喰と黄土を混ぜた半田、
上品で落ち着いた、淡い黄色です。

黄土による土壁、
塗った直後なので今は黄色がとても濃いですが、
それでも乾くと、深みのある黄色となります。

この三つの色が、
家の奥へ行くたび、
段階的に濃くなっていくので、
光の奥行がより強調され、
壁の諧調を楽しむことができます。

2007年2月1日

太鼓梁

カテゴリー: 横浜な邸


2階の居間に入ると、
ででででんと太鼓の梁が、
目に入ってきます。

丸太の成長方向と平行に二方をノコで落とし、
太鼓を横に押し潰したように見えるから、
太鼓梁。

よく小屋(屋根の木組)の梁として使われます。

その名を聞いただけで、
何だかしっかりと、
屋根を支えてくれそうな気がしますね。

実際、同じ材を平角(長方形)に挽くよりも、
強いようです。

それとやはり、
生きたままの木肌が家の中にあると、
木は自然界の賜物だということ
木はやはり木だったということ
そういったことを感じることができて、
いいですね。

2007年1月31日

揺光

カテゴリー: 今日のできごと


蝋燭入りの瓶を漉し、
簾を漉して、

ゆらゆらゆらと、
光が揺れる

ピスカリアの
仄かにあたたかい、
冬の窓景色。

こうして住まいは
‘大人’になっても、

あるじの
愛ある限り、

流れゆく
季節とともに、

育てられて
いくのです

Iさんは、
料理も美味いが、
‘子育て’も
うまい。

それにしても、
冬の簾も
乙なものですね

明日への扉

カテゴリー: 今日のできごと


葉山の昼下がり。

鉄格子の扉に射す
光がまばゆい。

明日への扉に、
なるといいなあ。

しっかりと
じっくりと
夢を紡いで

花咲く日を
楽しみにしています。

於:ピスカリア

2007年1月30日

みんなあったかいなあ

カテゴリー: えこびれっじ


一昨日は、
相変わらず予定時間超過のアツい集まり
そして相変わらず、
元気いっぱい!アツ〜く遊ぶ子どもたち

昨日もきのかの家にうかがいましたが、
毎日まいにち、
大人たちも子どもたちも、
とってもあたたかい。

昨日も一昨日も、
訪ねるお住まいごとに、
お食事をいただいたり、お茶をいただいたり。
はたまた、子どもの手で作ったおやつをいただいたり…
本来その食べ物が持っている味以上に、
おいしく感じます。

ここがあたたかいのは、
あたたかい夕陽と木の壁と、
地球の温暖化、だけではなさそうです。

2007年1月29日

かたくてふんわりとした壁

カテゴリー: 横浜な邸


家の中の壁が2階から仕上がってきています。

この壁は、基本はシックイですが、
真っ白でカタくて無表情の壁ではなく、
土佐漆喰と黄土と砂が混じり、
押さえて塗っていますが、
何色とも表現しがたい、
とてもふんわりとした壁に仕上がっています。

この家の壁はこの仕上げだけではなく、
幾つかの種類を見ることができます。

外壁や玄関土間も含めて、
ここは左官仕上げが楽しい家です。

2007年1月27日

気を晴らす術

カテゴリー: 今日のできごと


仕事柄、
仕事と余暇の境界線が曖昧で、
日々仕事のことばかり考えているというか、
道楽してばかりに見えるというか、
そんな日々ですが、

しかしそんな日々でも
やはり人間、
気を晴らす術が
必要なものです。

ということで、
ここ最近の術とは、

→自転車に乗る

→鍵盤を奏でる
(…とはいっても、ここ最近ご無沙汰…)

→車の中でCDを大音量鳴らし、
 それに合わせて腹の底から歌う。

これが気持ちいい!
しかし、
信号などで止まり、
ノリノリで大口を開けているときに、
道行く人と目が合うと、
これがけっこう、恥ずかしい…

…と書いたところで気がついたのですが、
空間のことばかり考えているから、
流れゆく時間を楽しむ術を、
自ずと選んでいるのでしょうか。

陰と陽。
動と静。
右と左。

やはり人間は、
どこかで調和を保とうと
しているのかもしれません。