風景を変えるのは
先日行った鍛冶屋のBLOOMさんは、
私が以前暮らしていたまちにあります。
ついでにちょっとだけ、
久しぶりに住んでいた家のあたりに
行ってみました。
すると、
以前はのどかな風景だった場所に、
都市計画道路が開通し、
マンションが建ち、
コンビニができ、
ドラッグストアができ、
たった7年余りで、
だいぶ風景が変わっていました。
風景を変えるのは、
難しいようで、
いとも簡単なのだということを
目の当たりにしました。
服一枚でも過ごせそうな
あたたかい日差しの下、
湘南国際マラソン10kmの部を
走りました。
この時期花粉症が
懸念されましたが、
走っている間は、
全く気になりませんでした。
さて、今回走ったコースは、
普段は車だけしか走れない
海沿いの西湘バイパス。
ずっと海沿いの道を走るのは、
気持ちいいだろうな、
ということを期待して
参加することにしたのですが、
期待通り、
海を眺めながら悠々と走るのは、
とても気持ちよかったです、
…と思う余裕があったのは最初の5㎞。
そのあたりから古傷の膝が痛み出し、
あとは歩いたり走ったりで、
最後は気力でゴールまで。
歳を重ねたことを
まざまざと痛感した日でしたが、
また来年も
ぼちぼちと練習して、
車の居ない湘南を
楽しみたいなと思います。
建築の確認申請を出すと、
必ずといっていいほど
役所の方に指摘されることがあります。
それは、
外壁に木の板を貼ることです。
住宅が密集して建つところや、
割りと賑わっている地域ではだいたい、
建物の外壁や屋根を
燃えにくいように
しなければならないという
法律上の条件が付いています。
そうした制限のある地域で
外壁に木の板を貼る建物について
確認申請の手続きを行うと、
木の板は燃えやすいという
印象があるためでしょうか、
すんなりと話が通じたことは、
今までほとんどありませんでした。
しかし、
竹小舞を下地として、
たっぷり塗厚のある土壁が
板貼りの中にあれば、
先ほどのような地域でも、
(ただしすごく栄えている繁華街等は除く)
法律上、外壁に板を貼ることは、
認められているのです。
実際、
木の板を焼いてみると分かるのですが、
最初は表面が炭化して真っ黒になるものの、
その先その炭化層が熱のじゃまをして、
なかなか燃えきりません。
そしてもともと、
土壁は燃えにくいですよね。
近年のそうした研究の成果が実り、
数年前に先ほどのような地域でも、
土壁を下地として、
外壁に木の板を貼ることが
法律上認められるようになりました。
しかしこのことを
地域の建物という建物を審査する
役所の方でもご存じないことが
多いということは、
よっぽど事例が少ないということですね。
役所の方々はもちろんですが、
多くの皆さまに、
このことを知ってほしいな、
と思います。
仕事で月に数回、
代官山に行きます。
お昼代官山に行くと、
毎日のように駅前でお坊さんが
精進料理のお弁当を売っています。
少々お高いですが、
これがとてもうまいのです。
今日も買って、
帰りの道中、
サービスエリアに停まり、
車の中でいただきました。
今日はとくに、
ふきのとうの天ぷらと
さつま芋の豆乳サラダが
気に入りました。
また容れ物が、
竹の子の皮でできているのですが、
これがけっこうよくて、
私は今、机の小物入れとして
使っています。
このお弁当、
試しにインターネットで調べたら、
やっぱり人気のようですね。
三帰天海さんという
お坊さんの作るお弁当です。