泥だんご三兄弟
摺り硝子越しの白い光に
照らされて光る泥だんご三つ。
風の心地よい日でした。
週末行う泥コネの作業用に、
深谷のフカネンさんから現場へ
粘土が運ばれました。
そして建主さんと、
作業の進め方について下打ち合わせ。
建て主さんとその仲間たち、
大ぜいで泥をコネる予定です。
楽しみだなー。
ところでやって来た粘土は、
キメが細かく、
またダマや砂利が少ない、
とてもいい粘土です。
いい粘土なので、
粘土の里を見学した先週に引き続き、
懲りもせずまた、
2ヶの泥団子を作りました。
触り心地がいいから、
仕方ない!
今回はせともので丹念に撫で、
ご覧のとおり光る泥団子に。
机の上の皿に置いておいたら、
チョコと間違えて
手に取りそうになりました(笑)
今日は久しぶりに、
中央自動車道を西へ西へ。
目的地は、長野県富士見町にある
北澤アートさん。
薪ストーブを製作・販売している方です。
今設計している住宅の建主さんが見つけてきて、
その住宅に設置する予定があるので、
もろもろ、打ち合わせに行ってまいりました。
いやー、初夏の信州は気持ちいいですねー。
しかもここは、
左手に八ヶ岳、
右手に南アルプス、
遠く正面には富士山、
そして眼下には、
「せ〜んろはつづく〜よ〜ど〜こま〜でも〜」
と歌いたくなるような立地、
四六時中眺めてもきっと、
飽きないような風景を
望むことができます。
さて北澤アートさんの薪ストーブは、
素朴で手作り感に溢れていて、
炎とともにあたたかみを感じる
薪ストーブです。
それもそのはず、
実際北澤さんにお会いしてみて、
とても気さくであたたかい方でしたので、
そのお人柄が薪ストーブによく現われています。
そんなこともあって、
ここの薪ストーブ、
評判が評判を呼んだのでしょう、
今から注文すると「納期は3年」。
この時間よりも質、
納期よりも生き様を問う姿勢、
この羅天的な時間軸に
たいへん共感を覚えました。
なぜならば、この点、
きらくなたてものやの手がけるたてものと、
実によく似ていますからね(笑)。
ということで、
今後の共同作業が
楽しみです。
昨日、38歳になりました。
昨日はお祝いということで、
家族で近所の焼肉屋へ。
焼肉を食べるのは久しぶりですが、
久しぶりだけに
余計美味しく感じました。
そして今日は、
晩ごはんを食べたあとすぐ、
いつものように2階の仕事場に
ついていたのですが、
しばらくすると、
「おとーさーんっ」の声。
なんだ?と思い、
1階に降りると、
真っ暗な食堂に、
ローソクを灯したケーキが。
昨日焼肉で
お祝いを済ませていましたから、
思いもよらない、
家族の粋な計らいでした。
うれしい、
という言葉では表現しきれないほど、
うれしいですねー。
さてこの時期は、
一年の折り返し時点。
こうして誕生日を迎え、
歳の数を新たにして、
今年の後半もまた
大いに楽しみたいと思います。