受話器の先に感じた「伝統」の可能性
今日の夕方、
ある職人の方から電話があり、
現場に入っていただく日程について
打ち合せをしました。
電話の先では、
何だか現場に来ていただくことを
楽しみにしておられる様子でした。
この職人さんは、
上棟の時もそうで、
伝統的な木組みの様子を見たくて、
遠いのに朝早くから現場に来て、
作業を手伝っていただきました。
伝統的な構法は、
構造や環境負荷等、
色々な視点で評価や議論は
あろうかと思いますけれども、
少なくとも、現場ではこうして
関わる職人が仕事を楽しみにし、
職人を元気にする何かがあるということに、
何かすごく大きな可能性を感じます。