奥常陸を各家キ停車
伝統木構造の会の催しで、
茨城県大子町の大工衆に
お世話になりました。
そこでは大工の指導のもと、
仕口や継手を作る実習。
仕事に追われる日々を忘れて
一日作業にのめりこみ、
楽しいひとときを過ごすことが
できました。
手を動かして何かを作るって、
やはり楽しいです。
この機会を作ってくださった方々、
ありがとうございます。
さて、遠くに出かけると、
つい道中で出会った
古い建物に目がいきます。
そして気になるものを見つけては、
車を停め、写真を撮影。
何も風光明媚なところに
足を延ばさなくても、
私にとってこれが実に楽しくて、
ドライブする楽しみの一つなのですが、
おかげでちっとも前に進みません(笑)。
というわけで
本日カメラに納めた画像の
ほんの一部を紹介します。
市松模様の無双窓が
とてもおもしろいです。
道中、同じような意匠の建物を
幾つか見かけました。
板貼りの倉。
このあたりはどちらかというと、
板貼りの倉が多かったような。
日本全国、
倉は見ていて楽しいですね。
私はとくに、
倉の屋根の浮遊感が好きです。
板貼りの納屋。
棟木が特徴的。
同じ切妻の屋根でも、
色々な架け方があることに
気づきます。
ざっと三点
ご紹介しましたが、
全体的に板貼りが多いな、
その板貼りも、貼り方がいろいろあるなあ、
と感じたまちでした。