2008年10月16日
今日はこのうえない秋晴れの天気、
大磯の海を望むことができる丘の上で、
スタッフのみんなで、
一日、野外でのお昼ごはんと
スケッチを楽しみました。
これは1ヵ月ほど前、
大磯エピナールの楽さんと企み、
地元の中学校の
美術の先生を含め、
楽さんの友だちも参加、
その楽さんに言わせると、
今日は‘きらくな日’だそうです。
文字どおり、
大磯のすがすがしい空気を楽しみながら、
おいしいごはんで幸せになり、
そのあと日が暮れるまで、
自然の世界をじっと見つめ、
無心で手を動かし続けました。
スケッチは実に久しぶり、
これ自体、楽しいのですが、
これを大ぜいでするというのは、
なお楽しいですね。
同じ場所を共有しているのに、
それぞれ全く違うものを
スケッチしていて、
人によって興味の対象は
色々なんだな、
ということを感じました。
それと、
一つの場所に居座って、
何かをじっと観察すると
大切なものが
見えてくるような気がします。
移ろいゆく時間の中で
変わる空の色、
虫たちの動き、
身体の調子や気持ちの変化、
一方で変わらない、
日は沈み、
波は繰り返すという事実、
これらを突き詰めることは、
畑仕事、建築、まちづくり…、
このまちで何をするにしても、
糧になる何かを
得ることができます。
ということで、
今日を皮切りに随時、
楽さんとともに、
大磯と鎌倉を行ったり来たりしながら、
この‘きらくな日’の会を
続けていきたいと思います。