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2009年2月7日

謙虚に受け入れ未来を探る

カテゴリー: 今日のできごと

昨年末、Eディフェンスという
兵庫県にある防災研究施設にて、
伝統構法木造住宅の
実大振動実験
が行われました。

このことは伝統構法木造住宅を
前向きに評価し、普及させていこうという、
国の姿勢の表れなので、
私たちにとって画期的なできごとです。

私は残念ながら、その実験の場に
立ち会うことができなかったのですが、
本日、兵庫県まで足を運び、
揺らした後の構造試験体が
どのような状態になっているか、
一本一本詳細にわたり、
観察する機会をいただきました。

確かにこうした構法は、
実験の映像を見る限りでは
大きく傾いたとしても倒壊までには至らず、
粘り強い構造体といえます。

しかし強い地震波を
1回だけではなく、
2回試験体に加えることにより、
弱いところ、課題も
はっきりと見えてきました。

私たちはこの事実から
目をそらすのではなく、
直せるからいいというのではなく、
腕のよい職人が気持ちをこめて
作るからいいというのではなく、

謙虚にこの事実を受け入れ、
職人たちとともに改善点を
探っていきたいと思います。

2009年2月6日

玄関を見上げると

カテゴリー: 藤沢む邸


玄関を見上げると、
成尺の梁が2本、
建物から突き出ています。

ここに、
バルコニーと同じく、
鉄錆色の鉄板が
載る予定、

玄関の庇となります。

暖簾打ち

カテゴリー: 藤沢む邸

左官屋さんが壁に向かって、
ゲンノウを使って何やら仕事しています。

何をしているかというと、

竹棒を芯に、
小さな釘と目の粗い布が取り付いた
‘暖簾’を打ち付けているのです。

ここは、
沖縄土の大津磨き仕上げとなる壁。
非常に繊細な仕上げなので、
木と土が取り合う
チリ際の部分が透かないよう、
これで補強しているのです。

2009年2月5日

この季節が始まった

カテゴリー: 今日のできごと


今日から、
所員が住む家、海老名せ邸の
柿渋塗り。

所員二人で土台を塗りました。

いよいよこの時期、
木に愛情を込める作業が
始まったな、という感じです。

皆さま、ぜひ、
お手伝いに来てくださいね。

2009年2月4日

早くも

カテゴリー: 藤野の家


夕方、
大工と木の居るまち、
飯能へ。

今月末、
上棟する材木たちを
見てきました。

まだ少し先なのに、
大工に刻まれた木を見ていると、
早くも気持ちが高ぶってきます。

2009年2月3日

いよいよ

カテゴリー: 茅ヶ崎あ邸


茅ヶ崎あ邸の刻みの様子を見に、
深建工房の作業場に行ってきました。

今回は主に、
神奈川県産材のヒノキと
東京都産材のスギを使います。

とくにスギが、
よい感じ!です。

東京の木も神奈川の木も、
捨てたもんじゃあ、ありません。

さあ、いよいよ再来週からここで、
柿渋塗りの始まりです。

2009年2月2日

中塗り再開

カテゴリー: 藤沢む邸

大工工事が一段落し、
今日から左官屋さんが
現場をにぎわします。

仕上げにむけて、
いよいよ最終段階に入りました。

まずは中塗り。

左官工事が終わる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


先週で左官工事が
終わりました。

ここはしばらく、
中塗りのままなので、
やや緑色をした壁です。

これはこれでよいかも?ですが、
白くなったら白くなったで、
いいな、と思うんでしょうね。

あとは細かい電気設備等を
設置して、完成です!