連続講座完了
大磯エピナールにて、
お話しする機会をいただきました。
今日のお題は、
土地とおカネと法の話。
おカタい内容で、
伝統的な建築構法の話を
期待していた方にとっては、
物足りなかったかもしれませんが、
家づくりの事前準備として
必要不可欠な話と思い、
敢えてこうした回を
設けさせていただきました。
また、こうした話は、
いざ自分が家を建てようとするとき
関心を持つようになりますけれども、
皆さんがまちなみのことを考えるとき、
とくに土地と法の問題については
知っておく必要があると思うのです。
ともすると
眠くなるような内容ですが、
人生とまちの将来を
左右するかもしれない
とても大事な話、
分かりやすいように工夫して、
これからこうした話にも
切り込んでいきたいと思います。
さて、
ここ大磯エピナールで
6回続いた連続講座は、
これで一段落。
森の話、
素材の話、
木組みの話、
デザインの話、
歴史の話、
そして今日の
土地とおカネと法の話、
ひととおり、
将来の家づくりの
参考になるようなお話を
させていただきました。
大磯エピナールのラクさん、
このような場を提供してくださって
ありがとうございます!
私にとって初の試みでしたが、
家づくりの文化を変えていくために
こうして家づくりの基本や
先人の知恵と技術を知り、
未来のことを考える機会作りは、
予てより取り組みたかったことです。
最初は砂漠の中に
一粒の種を蒔くような動きかもしれませんが、
いつか一面、
花畑になることを信じて、
今後もこうした機会を
いただければと思います。