木を見て
横浜栄こ邸では、
基本的に桧普請の家。
今材木屋に
どんな桧があるか、
確認してきました。
木は生き物、
全て規格化された
工業製品ではありませんので、
今使える木を見て
改めて計画を考える、
そんな設計の仕方も、
あると思うのです。
今年4月より、
台所とか薪ストーブとか、
火を使う部屋の内装制限が
緩和される告示が施行となりました。
木の建築の設計者として、
よかったよかった、と思って、
条文を読んでみたのですが、
一回読んだだけでは
さっぱり理解できません。
建築に関する法令は、
こうして難解なことが多く、
私たちにはもう一つ、
高度な国語の読解能力が
問われているのです。
例えばその「内装制限」に関する条文。
ここをクリックして、
一番下の第4項を読んでみてください。
建築に限らず、
法律って、こんなもんなのですかね。
しかし、しかめっ面した文体より、
誰もが理解できる表現のほうが
少なくとも周知は早いと思うんですけどね。
せめて今回の話は、
図を添えてくれないかなー。
今日から世間も私も
本格的に業務再開。
私はというと丸一日、
管理建築士講習会に
参加してきました。
管理建築士講習とは、
建築士の不祥事が明るみになった
昨今の社会問題を受けて、
設計事務所を管理する建築士の
意識と技量を高めるため、
昨年末から始まった制度です。
内容は、
建築士法のこととか、品質管理のこととか、
事務所経営のこととか、危機管理のこととか、
正直普段私たちにとって
関心の優先順位が薄い、
あるいは苦手とする分野ばかりで、
とても勉強になりました。
一方で建築やまちに対する想いだけではなく、
こうしたことへの意識が必須ともいえる現在、
時代もこれから建てられる建物も、
成熟に向かうのだな、と思いました。
しかし久しぶりの授業は、
連休明けの身体と頭に応えました。
フリスク忍ばせておいてよかった!
今日の午前中、
近くに住む‘く’とその子どもたち、
またうちの子どもを連れて、
近所のラグビースクールの
体験教室に連れて行きました。
まずは子どもたちの多さにビックリ!
ラグビー人気が
低迷して久しいと言われていますが、
ところがどっこい、の状況でした。
そしてそれを見守る
大人のコーチの多さにビックリ!
たくさんコーチがいるおかげで、
学年単位で丁寧な指導を
可能としておりました。
そして楕円球を目の前にすると、
見学に徹しようと行ったものの、
やはり楕円球に触りたくなりますね。
膝、治そうかな。
さて子どもたち。
タグラグビーを楽しみに行ったものの、
いきなり身体をぶつけ合う
練習をしていましたが、
なかなか楽しかったようです。
息子に何か楽しかった?
と聞いたら、「タックル」。
血は争えません。
これから続けるかどうか
まだ分かりませんが、
どうやらマンザラでもなさそうです。
今日の午後、
古民家の学習を兼ねて、
所員みんなで
港北ニュータウンの一角にある
大塚・歳勝土遺跡公園に行き、
しばしスケッチ大会。
私たち以外誰も訪れない
静まり返った家の中で
鉛筆を走らせていると、
どこからともなく一匹の猫が。
この家の主でしょうか。
自分がそこに佇むことで
絵や写真が映えるという場所を
よく知っている方でした。
ところでこの公園は、
昔仕事で縁のあった
プランツというお店の真横にあります。
まさかその隣に、
こんなステキな場所があるとは
知りませんでした。