ブログ
2009年2月6日

暖簾打ち

カテゴリー: 藤沢む邸

左官屋さんが壁に向かって、
ゲンノウを使って何やら仕事しています。

何をしているかというと、

竹棒を芯に、
小さな釘と目の粗い布が取り付いた
‘暖簾’を打ち付けているのです。

ここは、
沖縄土の大津磨き仕上げとなる壁。
非常に繊細な仕上げなので、
木と土が取り合う
チリ際の部分が透かないよう、
これで補強しているのです。

2009年2月5日

この季節が始まった

カテゴリー: 今日のできごと


今日から、
所員が住む家、海老名せ邸の
柿渋塗り。

所員二人で土台を塗りました。

いよいよこの時期、
木に愛情を込める作業が
始まったな、という感じです。

皆さま、ぜひ、
お手伝いに来てくださいね。

2009年2月4日

早くも

カテゴリー: 藤野の家


夕方、
大工と木の居るまち、
飯能へ。

今月末、
上棟する材木たちを
見てきました。

まだ少し先なのに、
大工に刻まれた木を見ていると、
早くも気持ちが高ぶってきます。

2009年2月3日

いよいよ

カテゴリー: 茅ヶ崎あ邸


茅ヶ崎あ邸の刻みの様子を見に、
深建工房の作業場に行ってきました。

今回は主に、
神奈川県産材のヒノキと
東京都産材のスギを使います。

とくにスギが、
よい感じ!です。

東京の木も神奈川の木も、
捨てたもんじゃあ、ありません。

さあ、いよいよ再来週からここで、
柿渋塗りの始まりです。

2009年2月2日

中塗り再開

カテゴリー: 藤沢む邸

大工工事が一段落し、
今日から左官屋さんが
現場をにぎわします。

仕上げにむけて、
いよいよ最終段階に入りました。

まずは中塗り。

左官工事が終わる

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


先週で左官工事が
終わりました。

ここはしばらく、
中塗りのままなので、
やや緑色をした壁です。

これはこれでよいかも?ですが、
白くなったら白くなったで、
いいな、と思うんでしょうね。

あとは細かい電気設備等を
設置して、完成です!

2009年1月31日

省エネと快適性の評価方法を学ぶ

カテゴリー: 今日のできごと

今日の午後は、
今年度最終回の木の建築塾。

「木造住宅省エネ設計とその評価」という演題で
岐阜県立森林文化アカデミー講師の辻充孝氏より
お話をいただきました。

省エネ、快適性、
とても大事なことです。

これからは確かに、
住まい手の選択の判断材料の一つとして、
それらを客観的に数値化して評価することが
必要な時代になるのだろうと思いますが、
そのしくみを作り上げようと日々研究されている
辻さんの話は、大変勉強になりました。

節約するということ、
心地よさを求めるということ、
家づくりに限らず、
このことは私たちの暮らしのうえで
‘当たり前’の意識に
なっていけばいいと思うのですが、

客観的で分かりやすい評価手法が確立すれば、
多くの人たちがそういった話に
関心が向くのではないかと思います。

ただし、
こうした評価手法が
確立されていく一方で、
「快適性」の評価についてはぜひ、
‘数字’はあくまでも参考資料、
これを基に
頭だけで判断するのではなく、
身体で感じた感覚を
ぜひ大事にしてほしい、
そのうえで‘数字’を
受け入れてほしいですね。

次に、
今「省エネ」に関して
もう一つ思っていること。

ダム、送電線、原発…、
暮らしに及ぼす安全もさることながら、
旅をして、明らかに風景とは合わない
エネルギーのふるさとを見るたび、
たくさん使うことを前提として
エネルギー供給の増強を図ることは
もうやめにしないか、と思っていたので、
省エネのことを
ぜひ考えていきたいですね。

あるいは薪や太陽光など、
身近に採れるもので
熱源を確保していきたいものです。

ただ薪はともかく、
太陽光発電や温水器をはじめとして、
自然エネルギーの利用については課題が一つ、
設備機器と家のデザインの折り合いを
どう付けるか、ということです。

それらが付いていると
分からないようにするか、
それともあえてそれらの設置を
前面に押し出すか、

どういう方法であれ、
そうした設備機器が
普及していくためには、

それらを家の中にどう納め、
どうデザインするか、
私たち設計者にとって
工夫のしどころだと思っています。

以上、
講義を受けて、徒然なるままに。

2009年1月30日

鉄の手すりが入る

カテゴリー: 藤沢む邸


今日の午後、
ブルーム柳楽さん制作の
鉄製の手すりが
バルコニーに取り付きました。

所定の場所に、
ピッタリ!納まりました。

柳楽さん、
雨の中おつかれさまでした!