下準備整う
横浜栄こ邸では、
現場で木を刻むことに
しているのですが、
仮の下小屋が完成!
下準備が整い、
材木も順調に運ばれ、
いよいよ本格始動です。
急に寒くなりました。
暑い夏はまだかまだかと思っていたら、
もうストーブを焚く季節。
夕暮れもだいぶ早くなりましたね。
季節の移ろいの速さに驚くばかりです。
さて、先週に引き続き、
そんな時の流れの速さを
さらに感じさせてくれる(笑)、
第2、3回「竹小舞かき隊」募集の
ご案内をさせていただきます。
一昨日はおかげさまで、
天気予報に反して
あいにくのお天気でしたが、
たくさんの方にお越しいただき、
にぎやかに楽しく
作業することができました。
次回もたくさんの方にお越しいただき、
昔ながらの建築技術を習得するとともに、
参加者同士の縁を
深めていただければと思います。
なおご参加いただける方は人数確認、
および道具等の準備のため、
お手数ですがその旨以下のアドレス宛に
ご返事くださいますよう、
よろしくお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
■■■「竹小舞かき隊」開催要領■■■
【日時】
第2回:平成21年10月31日(土)9:00〜日没
第3回:平成21年11月7日(土)9:00〜日没
※雨天中止
※ご都合のよい時間帯だけでもOKです。
【場所】
鎌倉市稲村ヶ崎
詳細は、ご連絡いただいた方に
別途ご案内申し上げます。
【集合】
9:00現地集合
【持物】
・作業着
・軍手
【その他】
・昼食は用意いたします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)
昨日は、本年度第二回目の
木の建築塾。
木造の構造設計指針を直す
-実大振動実験の取り組みと今度の展望―
という演題で、
東京都市大学教授 大橋 好光先生に
お話をいただきました。
実大振動実験とは、
今年2月、私が損傷観察に
参加させていただいたものです。
それだけにその後の大橋先生の
取り組みには、大いに興味がありました。
それらの実験などを受けて、
伝統構法の構造解析方法が
その後どんな展開を見せていくのか
気がかりではありますが、
何にせよ、
動き始めているということ自体に
期待したいと思います。
鎌倉か邸ではほぼ全て、
竹小舞を建主さんが行うことに
なっているのですが、
それだけでは
手が足りないということで、
有志を募って進めることになりました。
名付けて「竹小舞かき隊」。
今日はその初日。
初日だけあって、
なんとなんと、
建主さんを加えて、
総勢30名以上の方に
お集まりいただきました。
ありがとうございます!
また今日は初日ということもあり、
本職の左官職人、湯田工業から
お二人来ていただいて、
ご指導いただきました。
大勢の参加者と、
湯田さんたちの丁寧な指導で、
今日はだいぶ進みました。
本来1ヵ月くらい
かかりそうな仕事ですが、
今日の調子で仕事できたら、
あと3回で終わりそうです(笑)。
それと現場がにぎやかだと、
何だか楽しいですよね。
というわけで今後も皆さん、
何卒よろしくお願いいたします。
遠方の方も含め、
大勢集まってくださった方々。
呑み込みも早く、
作業はみるみると進みました。
上棟時に見学に来てくれた
はじめ塾の子どもたちも、
大勢駆けつけてくれました。
自ら率先して役割を見つけ、
てきぱきと行う彼らの仕事ぶりは
本当に見事で、
見ていて気持ちがいいです。
約30人分のお昼ごはんは、
建主さんが用意。
まるで上棟祝いのようです(笑)
というわけで、
たくさんの竹小舞が
完成しました。
今日は地元の中学校で、
特別課外授業。
今日は去年と同じく、
左官職人の湯田さんをお連れし、
土のことを勉強するとともに、
ピカピカ光る
泥団子を作りました。
夏以来インフルエンザが、
とくに子どもたちに対して
猛威を奮っているようで、
実は私の娘も罹ってしまった一人ですが、
今日そのことを実感した日でした。
と申しますのも、
学年閉鎖や急な欠席も相次ぎ、
今日の参加者は2名。
だけどゆっくり、
一人一人目を見ながら、
お話しすることができて、
よかったです。
そして泥団子作りは、
何回やっても没頭しますね。
私も、また先生も、
子どもたちに交じって、
無心に丸い玉を
磨きました。