今日はあたたか
冬の真っ只中なのに、
今日は暖かったですね。
ジェットくんの
昼寝の仕方で分かります。
この時期は、
座布団の上で丸まって
寝ることが多いのですが、
今日は床板の上で、大の字。
夏よくこんな感じで
昼寝しています。
今日の新聞をめくると、
昨日のセンター試験の問題が
載っていました。
試しに数学の問題に挑戦したら、
もうハナから悪戦苦闘。
何だっけ「有理化」って…。
その後も問題を読みましたが、
ちょっと腹が痛くなり(笑)、
すぐに投げ出してしましました。
約20年前の自分が
これらに敢然と立ち向かっていたとは、
にわかに信じ難いです。
そして、
このわずかな挑戦で
分かったこと。
一、
継続は力なり。
一、
受験勉強は、
必ずしも直接、
仕事や生活の
役に立つわけではない、
しかし、
目標に向けて、
努力を重ねたということ自体が
今の自分の礎を
作っているであろうこと。
思い返せば、
いい思い出にすらなっています。
受験生の皆さん、
残り少ないですが、
悔いなきよう、
一日一日、
ぜひ最善を
尽くしてください。
来週月曜日、
基礎の立ち上がり部の
コンクリートを打つので、
鉄筋の施工状況の検査に
行きました。
基礎工事の際はこうして、
基礎の床になる部分(耐圧盤)、
そして今回の部分と、
2回検査します。
今回は配筋だけではなく、
アンカーボルトの位置を
一本一本確かめる必要があるので、
耐圧盤のときよりも、
時間を要します。
今日もたっぷり
約1時間半かかりました。
昨日の朝、7時半頃、
外に置いてある温室度計を見たら、
気温-1.2℃!
この時間は太陽が出てましたので、
もう少し前の時間は、
もっと寒かったということです。
このあたりは、
めったに気温がマイナスにならないので、
ビックリ!
ちなみにその少し前、
就寝前に暖房器具を切り、
朝5時半過ぎに起きた時点で、
家の中は17℃でした。
土壁は、
寒風にさらされない限り、
熱を蓄えてくれるのです。
断熱材としての性能は、
数字上は低いようで、
「長期優良住宅」等の性能基準に
乗らないのですが、
暖房効率が悪いとされる
開放的な間取りで、
しかも部屋ごとに暖房器具を
置いているわけではないのに、
体感としては、
一日家にいても、
寒くて凍え上がることは
ありません。
事実、
室温計を注意して見てみると、
人間が家の中に居れば、
この時期、24時間の間で、
だいたい15〜20℃の間を
ゆっくりと推移します。
この、
ゆるやかに外気から包んでくれる
という土壁の特長、
住宅に関連する種々の制度上、
評価されないものかなあ、
と思います。
無論、制度上評価されなくとも、
我が道を行きますが。
今日は一日、
八王子の現場。
午前は、
大工、電気屋と打ち合わせし、
午後は、
建て主さんと打ち合わせ。
打ち合わせしてたら、
お昼前、雪がしんしんと
降ってきました。
最初は雪、雪、
と思っていましたが、
みるみる積もるではありませんか。
これは帰るのに難儀するな、
と覚悟してたら、
午後から雨に変わり、
雪を溶かしてくれました。
よかった、よかった。
子どもの頃は、
雪が降ると大喜びしたもので、
現にうちの子どもたちも
喜ぶのですが、
今では正直、
そんなうれしくないどころか、
戸惑いや不安のほうが
先に立ちます。
そう思うようになったのは、
いつの頃からでしょうか。
昨年秋より取り組んでいた
葉山の第一次改修工事が
年末ほぼ完了しました。
元々は、高度成長期時に
建てられた建売住宅。
当時幼少期を過ごした私にとって、
古い民家よりもむしろ
懐かしい感じがする家でした。
それが1階アトリエ、
2階居間の家として、
生まれ変わりました。
1階アトリエ。
床を撤去し、
モルタル土間に。
そこに敷瓦が
埋め込まれています。
元々掃き出し窓があったほうは、
縁側風に。
最近採用することが多い、
栗のキッチン。
面材が栗の板となることで、
キッチンがあたたかみのある
空間となります。
里山の見えるほうに
大きく窓を穿ち、
木建具を納めました。
ほぼ北側にあたりますが、
かえって陽の加減で
明るくなったり、
沈んだ色合いになったり、
「木の額縁」の中で、
山が表情を変える姿を
楽しむことができます。
元々和室だったので、
長押や廻り縁が残っていますが、
これが空間に表情を
付けてくれています。