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2010年5月24日

雨の森を歩く

カテゴリー: 今日のできごと

職人が作る木の家ネット
東京近郊メンバー数名で、
東京・森の学校
視察させていただきました。

近くの森で、
何ができるか。

このメンバーで
そういったことを
話し合っているうち、

もちろん
私たちのような設計者なり大工が
地元の木を使い続けることも大切ですが、

多くの人たちにとって、
木を使う機会は基本的に生涯一度、

だとすると
里山文化が崩壊した今、
まちと山との接点は薄まり、
山が近くにあっても、
縁遠い存在に
ならざるを得ないわけで、

そうではなく、
山にまちの人たちを招き、
山のこと、木のことを
学ぶ機会を通じて、
身近なものとして感じてもらうことが
大切なのではないかという話に至り、

大先輩、長谷川敬さんを中心に、
その実践を始めた
「東京・森の学校」を
見させていただいた次第です。

ということで午前中、
山主さんのご案内のもと、
山の中を散策。

基本的にスギヒノキの山で、
木の勉強になりつつも、

至るところで花が咲き、
山菜、筍、
沢の流れ、美しい景色、
たくさんの楽しみが
ここそこにありました。

また今日は、
あいにくの雨ではありましたが、
雨によってかえって山が
幻想的で清涼に感じました。

筍もいただけたし、
何よりも空気が軽くて
気持ちよかった!

2010年5月23日

あけたりしめたり

カテゴリー: 今日のできごと


数日暑い日が続いたと思えば、
今日は肌寒い雨の日。

我が家では、
家の高いところに、
窓が幾つもあるのですが、

このような時期は、
開けたり閉めたり。

やはり家の高いところで
風が抜けるかどうかで、
室内の気候が違います。

家の中で
心地よく暮らすうえで、
この位置にある窓は、
とても重要ですね。

2010年5月22日

初夏のカキシブ隊!

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日も夏が来たようなお天気。

柿渋塗りの日は、
間違いなくよいお天気です。

皆さん、
遠足などで、
晴れの日がほしければ、
その日を柿渋塗りにします、
晴れますので(笑)。

さてそんなお天気のもと、
建主さんOB、
また将来の建主さん、
今日もたくさんの方に
集まっていただき、
柿渋塗りを行いました。

今日は、重い重い通し柱と、
小屋束と梁を塗りました。

重い重い木が続くので、
ここのところとくに
男手が助かります。

また今日みたいな日は、
塗ったそばから柿渋が乾くので、
刷毛で塗ったあと
直ちに布で拭き込まなければならず、
こうしてたくさんの人手は、
本当に助かります。

ここでの柿渋塗りも、
いよいよあと3回くらいかな。
ラストスパート、
楽しみたいと思います。

それにしても今日は、
アイスがうまかった。

・・・・・

次回は5月29日(土)予定。
ご興味のある方、ぜひ!

2010年5月21日

心地よい西陽

カテゴリー: 練馬お邸


今日は
夏が来たようなお天気のもと、
都心方面へ。

夕方は、
練馬の板壁の家に
立ち寄りました。

西の窓から陽の光が差し込み、
とても明るい家の中。

だけど厚いサワラの板に包まれ、
爽やかな風がよく通る家なので、
穏やかに過ごすことができました。

皐月、この時期は、
高い西陽が心地よいとさえ、
感じます。

2010年5月20日

内壁仕上げ進行中

カテゴリー: 八王子や邸

室内側の壁が、
少し黄色がかった漆喰で
塗られ始めました。

最初は‘ネタ’が
本当に黄色いのですが、
乾いていくと、
仄かに黄色が残る
漆喰壁となります。

この壁も、
まだ乾き中。
まだ黄色が強いです。

ほぼ乾ききった壁。
漆喰に淡い黄色が混じることで、
温かみのある色となります。

2010年5月18日

風に乗って

カテゴリー: 今日のできごと


日中あれほど太陽が
元気だったのに、

夕方家の外に出ると、
半袖ではつらいほど
風がヒヤリと冷たく、
しかしその風に乗って、
仄かに潮の香りがしました。

もうすく夏が
来そうです。

2010年5月17日

刻み始まる

カテゴリー: 鎌倉た邸


鎌倉の丘の上に立つ家。

材木がほとんど全て、
大工の下小屋に運び込まれ、
本格的に刻みが始まりました。

しばらくしたら、
柿渋を塗りに、
ここへ通う日々が
始まりそうです。

晩夏、上棟予定。

2010年5月16日

楕円日和


今日は一日、
初夏らしく穏やかに晴れ、
楕円日和。

子どもたちのラグビーを観て、
そのあと自分自身も、
久しぶりに試合に出ました。

久しぶりなもので、
脚はツリそうになるし、
首が痛い(苦笑)。

この感覚、
ラグビーを始めた頃を、
思い出しました。

2010年5月15日

石窯作り

カテゴリー: 今日のできごと

先日ビオトープ作りを行った場所で、
今度は石窯作りのワークショップ。

いい天気に恵まれ、
若くてキレイなお母さんたちを中心に、
今日もたくさんの方にお越しいただき、
楽しく作業することができました。

石窯は当初、
多くの石窯がそうであるように、
耐火煉瓦で作ろう
という話もありましたが、
隣接する屋敷の
大谷石の塀を
バラしてもよいとのことで、
材料となる石は
ほぼ全て現地調達で
まかなうことにしました。

ということでまず、
塀の石をばらす作業。

石塀に石を積む際、
石同士をモルタルで
接着しているわけですが、
それをノミ等で
剥がす作業が必要となり、
これが思いのほか女性に人気。

うまくいけば、
サクッと剥がれる感触が
気持ちよかったようです。

男性陣は、
主に運搬作業。
大谷石は石としては
比重が軽いとはいえ、
長さが90cmあると
さすがにずっしりきます。

こうして石窯に必要な
石を調達。
使う前に、軽く雑巾で
拭きました。

石が用意できたら、
設計図に基づき、
石を耐火モルタルで
積んでいきます。

基本的に、
約90cm×30cm×15cmという
石の大きさを生かして
積んでいったのですが、
それでも時には
ハンパな大きさも必要なので、
その場合はサンダーで切断。

切る作業、
モルタルを仕込む作業、
積む作業、
参加者それぞれが
役割を見つけて、
順調に積み上がっていきました。

夕方、耐火モルタルが品切れ。
途中ですが、
4時を回った時間なので、
今日の作業はここでおしまい。

しかし、
火を焚く炉はできたので、
ガマンしきれず、試しの火入れ。
ちょうど夕方、
肌寒くなってきたので、
暖が採れてよかったです。

ちなみにこの石窯は、
追焚きができる二層構造を
予定しています。
二層目に横たわった石の部分が、
調理室となります。

なのでけっこう迫力のある
石の造形物となる予定。

第二回の石窯作りワークショップは、
少し後になってやろうかという
話になっていましたが、
早く完成型が見たいので、
近々行うことになりそうです。