土の網の目
荒壁土塗りが
裏返し塗りも含めて、
大詰めの段階に。
土の乾燥収縮によるヒビと、
裏返し塗りの際、
反対側に生じる
「網の目」が
目立つ状況と
なってきました。
今週いっぱいで
おおかた終わる
予定です。
大工のほうは今、
1階に38mm厚の板を
捨貼りしているところです。
某古民家の改修が
必要な状況にあるため、
今日を含めて2回、
職人たちと建物を
見て回りました。
やはり職人たちの
分野ごとにこれまで培ってきた
経験を踏まえた意見は、
たいへん参考になります。
これからの時代、
改修という仕事が
より重要性を
増すのだと思います。
改修の仕事こそ、
技術はもとより、
建物の観察力、
金銭感覚、
適切な判断力、
たてものやの真価が
問われるときです。
このとき計画者として
職人たちと対話できる環境が
私にとって
とても大きな財産です。
またこの経験を
重ねることで、
これから建てる建物の
数年後、数十年後を
想像することができ、
手入れしやすい家、
傷みにくい家とするためには
どうすればいいかを
知ることができます。
財産の大切さが
骨身に沁み、
自身の糧になる、
改修の仕事です。
今日はムスコが通う
小学校の運動会。
朝起きた時は、
強い風が吹き、
路面も濡れていましたが、
1時間遅らせて
始めたことにより、
無事運動会を
行うことができました。
始めた頃は、
風が強く、肌寒くて
長袖のうえに、
一枚パーカーをはおった
ほどだったのですが、
間もなくお日さまが
顔を出し、
汗ばむほどの
陽気となりました。
忙しい天気だ。
ムスコも早いもので
ついに最高学年。
ムスメと合わせ、
8年間通い続けた
(実は1回来てませんが)
ここの運動会も
当事者としては
最後の年です。
そう考えると
感慨深いものがありました。
運動会といえば、
やはりリレー。
たとえ我が子が
出ていなくても、
応援に力が入ります。
各学年の踊りなども
趣向を凝らして
なかなか楽しく、
また元気な子どもたちに
楽しませてもらいました。
昨日の横浜こ邸にて。
中間検査だったのですが、
早めに現場に行って
ここに座って待機していたら、
竹の間から流れてくる
風が心地よくて、
一瞬うとうと
してしまいました。
ここもそろそろ、
土で囲まれた
空間となります。