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2010年4月16日

古民家で住まいのコトバ探ししよう!

カテゴリー: 告知・連絡

今日は真冬のように寒いので、
あまり実感がありませんが、
気が付けばもうすぐ
ゴールデンウィークですね。

そんな連休のさなか、
春の鎌倉散策はいかがでしょうか。

と申しますのも、毎年恒例、
ゴールデンウィーク真っ只中に、
第5回鎌倉路地フェスタ
行われます。

約1週間にわたり、
鎌倉市市街地に散在する各拠点で、
「アート」「路地」「鎌倉らしさ」「暮らし」
をテーマに、各種催しが行われます。

スタンプラリーも行われ、
5ヵ所の拠点を回った方は
景品も出ますので、
たくさんの拠点を
ぜひお楽しみください。

さて、私はといえば、
そのイベントの一環で、
5月1日(土)
カジュアートスペース内にて、
「住まいのコトバ探しをしよう」
という催しを
行わせていただきます。

築約80年の古民家内に、
普段目にしているけれど
聞き慣れないコトバ、
あるいはよく聞くコトバだけど
今となっては珍しくなったところ、
そんな住まいにまつわるコトバたちが、
当日散りばめられています。

カジュアートスペースの中を探検して、
与えられたお題を全て
探し当ててみましょう!

なお当日以下の時間より、
カジュアートスペース敷地内にて
大工さんの木組みの技術が詰まった
実物大模型を組み立てます。
伝統的な仕口・継手が刻まれた材木を使い、
金物を使わなくても、
ガッチリとした立方体を組み立てます。
ぜひお楽しみください!

11:00〜
13:00〜
14:00〜
15:00〜

平日ですがカキシブ隊募集!

カテゴリー: 告知・連絡

平日の日程ですが、
カキシブ隊を募集いたします。

ご興味のある皆さま、
木材の刻みが佳境を迎え、
大きな梁を
たくさん塗ることとなりますので、
平日ではございますが、
たくさんの方に
お越しいただけるとうれしいです。

作業も和気藹々と、楽しいですよ!

それでは皆様、
何卒ご検討のほど
よろしくお願いいたします。

なおご参加いただける方は
人数確認、および道具等の準備のため、
お手数ですがその旨以下のアドレス宛に
ご返事くださいますよう、
よろしくお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

なお連休中もどこかで
作業を行う予定です。
改めてご案内いたしますので、
よろしくお願いいたします。

●●●平日ですがカキシブ隊、募集!

■日時
4/26(月)
9時〜日没まで
※雨天中止(当日早朝までに作業実施を決定します。)
※ご都合のよい時間だけでもOKです。

■場所
横浜市栄区鍛冶ヶ谷
(詳細は個別に連絡差し上げます)

■集合
現地9時集合

■持物
・汚れてもよい服装
(柿渋は一度衣服等に付着すると落ちません。)
・昼食は用意いたします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2010年4月15日

土で仕上げる

カテゴリー: 鎌倉か邸


これまでは、
居間などの皆が集う部分は漆喰、
個室などは土で仕上げる
ということが多かったのですが、

この家の壁はほとんど、
土で仕上げられています。

漆喰は明朗、
土は柔和、

漆喰は音を響かせ、
土は音が沈みます。

したがってこの家は、
全体が柔らかくて落ち着いた
表情の家となっています。

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鎌倉か邸見学会、
参加者募集中!

朝一八王子

カテゴリー: 八王子や邸

朝一、
お届け物があったので、
八王子の現場へ。

今週、
大工工事は大詰め、
左官工事は外壁の下塗り、
といった状況。

外壁は、
ラス網を張り、
モルタルを塗った上に、
土佐漆喰を塗る予定です。

今週は、
下地となるモルタル塗りを
行っていました。

納戸の衣類用の棚の
骨格ができあがりました。

方立は1.3寸厚の杉板、
背板は椹の板、
後ほど方立に、
棚の位置が変えられるよう、
スレンレス製の
棚柱が取り付けられます。

同じく納戸の吊棚も完成。

ほとんど余りの材で
作ったものですが、
納戸に隠しておくのが
もったいないくらいの
出来栄えでした。

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鎌倉か邸見学会、
参加者募集中!

2010年4月12日

四角い深い海のよう

カテゴリー: 鎌倉か邸


畳一帖分の
5寸角の敷瓦の床が
できあがりました。

五十嵐さんが
達磨窯で焼く敷瓦の表情に
一枚一枚個性があるだけに
こうして全体で見ると、
とても深みのあるものになります。

ここの前に立つと、
深い海の中を覗き込むように、
しばし屈んで、
佇んでしまいます。

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鎌倉か邸見学会、
参加者募集中!

2010年4月11日

今日の〆は泥

カテゴリー: 今日のできごと


今日は、
午前中毛呂山、
午後小川町ときて、
帰り道、夕方は八王子す邸へ。

ここで昨日今日と、
荒壁土塗り大会が
行われていたのですが、
夕方から遅ればせながら、
参加しました。

大勢の人が来ていて、
おととい私が
現場を見たときの状況とは一変、
もうほとんどの壁が
泥で塗りつくされていました。

それでもまだ少し
塗るべき壁が残っていたので、
お手伝いさせていただくことに。

そうですね、
1時間ほど塗りましたが、
それだけでも
泥が重くて腕がだるく、

今日一日作業に参加された方、
本当におつかれさまでした!

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鎌倉か邸見学会、
参加者募集中!

和紙の里小川町へ

カテゴリー: 鎌倉か邸


午前中、建具屋の新井さんと
打ち合わせの後、
小川町に行きました。

目的は、
鎌倉か邸の障子に貼る和紙。

昨年の夏、
柿渋塗りに参加していただいた方から、
小川町で作られた和紙を勧められ、
いよいよ障子を取り付ける段になったので、
小川町で漉かれる紙の
色合いや手触りを確認してきました。

ついでに工房を
拝見させていただいたのですが、
日曜日にもかかわらず、
ちょうど紙を漉いているところでした。

世に出回っている紙は、
ほとんどのものが作る過程で
何かしら化学物質を
使っているらしいのですが、
今回漉いているのは、
そういったものを
一切使用しないで
作っているとのことです。

漉いているところを
しばし眺めていたのですが、
女性の方が
音楽を奏でるように軽やかに
紙の原料が溶けた水の中で
3尺×2尺の板を揺すり、
何枚も何枚も
紙を漉いていましたけれども、
この仕事は、
素人上がりでは
腰にきてしまって、
絶対に軽やかにいかないことは
想像に難くありませんでした。

そして
見ていておもしろかったのは、
紙を漉く装置。
竹の柔軟性を利用して、
紙を漉く板の動きを
軽やかなものにしていました。

こうした手仕事の姿は、
音といい、人の動きといい、
美しいですね。

できあがったものも、
このように作る姿を知ることで、
より美しく深く感じます。

ご興味のある方は、
ぜひコチラへ!

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鎌倉か邸見学会、
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