竹小舞ちゃくちゃく
先週土曜日から
現場に入っている
左官屋の湯田さん、
ちゃくちゃくと
竹小舞かきを進めています。
最近自主施工が多かった
この仕事ですが、
左官屋自らが行うと、
後々自分たちが
塗りやすいようにかくんだなあ、
ということが
改めて分かりました。
ポイントは、
柱や貫の際の部分。
その部分の間隔を狭めにかけば、
際がコテの力をしっかりと
受け止めてくれるので、
その後全体の面が
塗りやすいのだそうです。
今夜9時、
テレビ東京系「和風総本家」という番組で、
基本的にきらくなたてものやが
屋根の仕上げで使っている、
群馬藤岡で達磨窯で焼く
五十嵐さんの瓦が登場します。
現在私たちが関わっている
家づくりの現場も、
少し映ると思います。
直前のご案内で恐縮ですが、
多くの皆さまにご覧いただければ
幸いです。
今日の新聞をめくると、
昨日のセンター試験の問題が
載っていました。
試しに数学の問題に挑戦したら、
もうハナから悪戦苦闘。
何だっけ「有理化」って…。
その後も問題を読みましたが、
ちょっと腹が痛くなり(笑)、
すぐに投げ出してしましました。
約20年前の自分が
これらに敢然と立ち向かっていたとは、
にわかに信じ難いです。
そして、
このわずかな挑戦で
分かったこと。
一、
継続は力なり。
一、
受験勉強は、
必ずしも直接、
仕事や生活の
役に立つわけではない、
しかし、
目標に向けて、
努力を重ねたということ自体が
今の自分の礎を
作っているであろうこと。
思い返せば、
いい思い出にすらなっています。
受験生の皆さん、
残り少ないですが、
悔いなきよう、
一日一日、
ぜひ最善を
尽くしてください。
来週月曜日、
基礎の立ち上がり部の
コンクリートを打つので、
鉄筋の施工状況の検査に
行きました。
基礎工事の際はこうして、
基礎の床になる部分(耐圧盤)、
そして今回の部分と、
2回検査します。
今回は配筋だけではなく、
アンカーボルトの位置を
一本一本確かめる必要があるので、
耐圧盤のときよりも、
時間を要します。
今日もたっぷり
約1時間半かかりました。
昨日の朝、7時半頃、
外に置いてある温室度計を見たら、
気温-1.2℃!
この時間は太陽が出てましたので、
もう少し前の時間は、
もっと寒かったということです。
このあたりは、
めったに気温がマイナスにならないので、
ビックリ!
ちなみにその少し前、
就寝前に暖房器具を切り、
朝5時半過ぎに起きた時点で、
家の中は17℃でした。
土壁は、
寒風にさらされない限り、
熱を蓄えてくれるのです。
断熱材としての性能は、
数字上は低いようで、
「長期優良住宅」等の性能基準に
乗らないのですが、
暖房効率が悪いとされる
開放的な間取りで、
しかも部屋ごとに暖房器具を
置いているわけではないのに、
体感としては、
一日家にいても、
寒くて凍え上がることは
ありません。
事実、
室温計を注意して見てみると、
人間が家の中に居れば、
この時期、24時間の間で、
だいたい15〜20℃の間を
ゆっくりと推移します。
この、
ゆるやかに外気から包んでくれる
という土壁の特長、
住宅に関連する種々の制度上、
評価されないものかなあ、
と思います。
無論、制度上評価されなくとも、
我が道を行きますが。