散策日和に鎌倉下見
来週末鎌倉で行われる
木の家ネット総会のため、
最後の下見。
一応仕事、
とはいうものの、
澄み渡る秋晴れの空の下、
紅葉になりかけの
鎌倉の散策は
とても気持ちよかったです。
来週はさらに
紅葉が進んでいると思うので、
楽しみ!です。
今日と同様、
晴れることを
祈るばかりです。
それにしても総会日程、
今週末じゃなくてよかったー。
APECによる交通規制で
身動きできない
ところでした。
現在古い建物の
改修工事を行っています。
こうした建物の
改修工事に取り組むと、
今自分が手掛けている家の
将来の姿を
想像することができるので、
とても勉強になります。
今回とくに
気づいたことは、
如何に雨水の道の
設計が大事かということ。
屋根のかけ方、
雨樋か、雨落ちか、
これで雨水の道が
決まるわけですが、
雨樋の一部が
劣化するなどして、
雨水の道が破綻すると、
その周囲の傷みが
目立ちました。
雨樋があったとしても、
そうした箇所が生じると、
むしろその部分が
悪さをしているような
印象すらあります。
設計の段階で、
何とか雨樋の存在感を
消したいと思うことが
正直あります。
屋根の形状が、
複雑になれば
なおさらです。
しかしこの現状を
見るにつけ、
大事に設計すべきこと、
大切に管理すべきこと
の一つだということを
改めて思いました。
先日、
3年前の家仕事塾で作り上げた
2坪の小屋を訪れました。
年月を経て
木や竹が侘びた感じとなり、
すっかり風景に
溶け込んでいました。
ワクワクしながら
ほぼ全てを
参加者の手で作り上げた
この機会、
またいつか
取り組んでみたいものです。
秋深まり、
気温が下がるにつれ、
みんなで汗を流す
ワークショップの機会が減って、
少しさみしいなと
思っているところです(笑)
来週金曜日(11/12)は、
今年3回目の木の建築塾です。
その回は、
岡部材木店の岡部真人さんと
きらくなたてものやとの共演、
「設計者と材木店の協働」
が講演のテーマです。
日登美さんの家をはじめ、
これまで共に
手掛けてきた家の紹介を通じて、
素材を巡る協働の大切さ、楽しさを
お伝えできればと思います。
木の建築塾は
原則として5回通しのイベントですが、
単発の参加もOK!ですので、
ご興味のある皆さま、
ぜひお越しください。