週刊金曜日に掲載されました
きらくなたてものやの取り組みが
週刊金曜日の先週号(10/8)、今週号(10/15)と
二週連続で掲載されます。
私たちの仕事の雰囲気が
とてもよく伝わる内容と
なっています。
ご欄いただければ幸いです。
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お知り合いの紹介で
(Iさん、ありがとうございます!)
息子と友だちを連れて、
箱根のフォレストアドベンチャーへ
行ってきました。
フォレストアドベンチャーとは、
フランス発のいわゆる
アスレチックなのですが、
施設建設のために
原則として木を伐らず、
既存の状態を活かして
森の中を楽しむことができる
様々な仕掛けを作っています。
また場所によっては、
十数メートルもの木の上を
移動するわけですが、
大人も子どもも、
安全講習をきっちり受けたうえで、
基本的には自己責任。
今のこの時代、
こうした姿勢も
なかなか新鮮です。
こういった施設なので、
森林活性化という観点で見れば、
木を使うだけではなく、
人とおカネを呼び込む
方法の一つといえますね。
そういった意味でも、
予てより
行きたい行きたいと
思っていました。
今日その念願が
叶ったわけですが、
これはおもしろい!
子どもの頃、
こんな場所で遊びたかった!
という夢がそのまま
目の前にある感じです。
事実、
連れていった子どもたち3人も、
とても楽しかったようで、
うちの子どもは、
家へ帰ってもずっと
今日の話をしていました。
さらに、
フォレストアドベンチャーは
日本全国に数ヵ所あるようですが、
全施設制覇したい
と言っております。
沖縄にも
あるようですが…(笑)
八王子や邸の門に、
建具が入りました。
車や人通りが多い道から
目線をしっかりと遮りたい、
だけど、
重厚な感じではなく、
袖壁の下地窓と呼応した
軽やかな感じにしたいという
建主さんの要望に対し、
建具屋と色々議論した結果、
門の垂木の割付と
ほぼ同じ割付の
舞良戸とすることにしました。
また舞良戸の場合、
舞良桟の割付はもちろんのこと、
板でだいぶ表情が
変わってしまうので、
ここはより上品に見えるよう、
天然の秋田杉を選択しました。
美しい赤味を帯びた
色をしていますが、
時の経過に伴い、
赤が褪せても
それはそれで落ち着いた、
いい感じになるのではないかと
思います。
さて、八王子や邸は、
これでほぼ全てが完了です。
平屋の比較的小さな家でしたが、
建主さん、職人さんと対話しながら、
1年かけてじっくりと
取り組むことができました。
建主さんとの
到底昭和一桁とは思えない
機転の効いた
軽妙かつ深ーい(笑)
やりとりも楽しく、
通うのが楽しい現場でした。
長丁場だっただけに、
終わってしまうと
さみしいですね。
折を見て
用もなく伺って(笑)、
また色々、話に花を
咲かせようと思います。
そういえば
お花の大好きな
建主さんでした。
秘密基地のような
集合住宅の改修工事が
今日終わりました。
間仕切りを作って
ロフト的なベッドに昇るための
ささら階段を作り、
そして今日、
建具が付きました。
この建具は、
建主さんが
同じ集合住宅の他の住戸から
寸法違いで不要となった
建具をいただいてきて、
何時使うともなく
ずっとお持ちだったものを
利用したものです。
この建具は
もともと両開き用の
収納扉で幅が狭いので、
幅約4寸のタモの木を
足しました。
また
この建具に付いた金物も、
建主さんが
こちらも
何時使うともなく
お持ちだった、
真鍮製のアンティーク。
再利用、を生かした
なかなか楽しい
建具となりました。
そういえば間仕切りに
取り付けたカウンターも、
この集合住宅ができる前、
この敷地に生えていた
樫の木を加工したものです。
今回の改修で
この部屋は
だんなさんの個室となり、
既にたくさん
男心をくすぐるモノが
詰まっています。
かくしてここは、
男の隠れ家、
子どもの頃思い描いたような
秘密基地となりました。