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2011年1月9日

初蹴り・ウミレン

今年初めの
ラグビースクールの練習。

毎年恒例、
鶴岡八幡宮にお参りして
その後海まで歩いて練習です。

冬の海とはいえ、
キラキラした陽射しを浴びて暖かく、
また今日は
よく波が立っていたこともあり、
サーファーがたくさんいて
賑やかな海でした。

そんなサーファーたちを横目に、
海に入りたいなあと思いつつ、
子どもたちと砂浜で練習。

砂浜での練習は、
転んでも痛くないし、
いつの間にか
足腰が鍛えられるし、
いいですね。

海の穏やかな雰囲気とともに、
この場所での練習、
好きです。

しかし
練習は子どもたちのためであって、
自分の練習ではないにもかかわらず、
不惑の老体には、
練習に付き合うだけでも
なかなか応えるもので、

昼から飲んだ酒も相まって、
夕方から夜まで
どっぷり寝てしまいました(笑)

2011年1月8日

2011新年会

カテゴリー: 今日のできごと

新年恒例、
きらくなたてものやの新年会を
ピスカリアで行いました。

参加者は、
建主OB、現在進行中の建主さん、
将来建てる予定の建主さん、
そして大工と材木屋。

忘年会が、作り手同士、
横軸の交流を深めるために
開催するのに対し、

新年会ではこうして
歴代の住まい手同士といった縦軸も
つないでいければと思い、
毎年行っています。

夜の6時半過ぎに始めて、
締めたのは9時半過ぎ。

ピスカリアの
美味しい食事を目の前に、
家づくりのことや
‘きらくなたてものや’をネタに
話に花が咲き、
あっという間の
充実した楽しい3時間でした。

この流れで皆様今年一年、
よろしくお願いいたします。

2011年1月7日

今年度第5回木の建築塾のご案内(設計者と建具職人の協働)

カテゴリー: 告知・連絡

今年も建主参加型のワークショップや
勉強会の機会を数多く作っていきたいと思います。

こうした機会に参加していただくことにより、
建築について学んでいただくとともに、
皆さんと素材、皆さんと職人、
そして皆さん同士を
つなげていくことができればと思います。

今年も引き続きよろしくお願いいたします。

さて、今年初めのご案内は、
木の建築塾です。

毎年木の建築塾は、
9月から毎月開催し、
1月の今回が最終回となります。

今年は「設計者と職人の協働」を共通テーマに、
今回の話題は「設計者と建具職人の協働」となります。

日本の住まいにおいて、
多種多様な機能を果たしてきた木の建具、
そして大工以上に木を読み、
緻密な仕事が求められる建具職人の世界は、
たいへん奥が深く、
興味を惹く話題が尽きません。

どうぞ多くの皆さまの
お越しをお待ちしております。

なお、今回講師の建具職人は、
私も深くお付き合いのある方です。
このため、
僭越ながら私も作例紹介のため
少しだけお話に参加させていただきます。
よろしくお願いいたします。

■今年度第5回木の建築塾
・日時:平成23年1月14日(金)18:30〜21:00
・場所:池袋 勤労福祉会館
※チラシに記載の場所とは異なりますのでご注意ください。
・交通:池袋駅南口より徒歩7分
・講師:松本昌義(松本建築研究室)/新井正(杢正)
・参加費:3,000円

花園映そう

ラグビースクールのコーチという形で
最近再びラグビーに関わるようになったので、
テレビでラグビーの試合があるときは、
時間の許す限り観るようになりました。

そのようになって気がついたのですが、
今行われている高校ラグビーの露出度が
一時に比べてとても低いように感じます。

身体同士をぶつけ合い、
大勢で草むらを駆け回るという、
近年の遊びではなかなか体験できない
要素を含むからこそ、

ラグビーの楽しさを
もう少し世に伝えていきたいですね。

2011年1月6日

冬休み、食卓周りは高密度

カテゴリー: 今日のできごと

今日から仕事再開。

朝続々と事務所に人が集まり、
お正月気分から一転、
いつもの空気が流れ始めました。

正月は十分に
ゆっくりできたので、
この仕事モードの時間が
待ち遠しいとすら
思いました。

一方、子どもたちは、
まだ学校が休み。

事務所の昼休みは
大人4名、子ども2名、

家族や親戚が集まった
正月の日々に引き続き、
今日も食卓の周りは
賑やかとなりました。

2011年1月5日

年頭所感2011

カテゴリー: 家づくりの理念

明日は仕事始め。
今は仕事再開のための
準備をしているところです。

仕事の再開に際し、
これからの一年を
どのように生きるか、
考えるわけですが、

そんなことを
考えるうえで

ここ数年、
様々な場面で、
経済の危機
社会構造の危機、
といった話が耳に入ります。

こうした話を
耳にするたび、
政治や経済の世界で
危機的な状況を
乗り越える動きに
期待する一方で、

危機、の話を聞けば聞くほど、
人として生きるための力をつけ、
生きる楽しみを見失わなければ
割と楽しくやっていけるのではないか、
という思いを強くします。

例え年金がスズメの涙でも、

飢えないほどに食べ物を確保できて、
寒くないほどに着る物を確保できて、

美しいことを美しいと思う心と、
日々の苦楽を共にする仲間がいれば、
私たちは楽しく生きていくことができる。

今年はとくにそのことを意識して、
そのために必要な器としての
住まいづくりという視点で、
仕事に取り組めればと思います。

方法論は、
変わりません。

伝統に学び、
今を作ること。

素材と職人の技を
活かすこと。

住まいづくりを通じて
つなげること。

ということで本年も
よろしくお願いいたします。

2011年1月4日

久しぶりの我が家にて思う

カテゴリー: 今日のできごと

大晦日鎌倉を発った後、
お正月は妻の実家の滋賀県で過ごし、
今日自宅に戻ってきました。

丸4日間
すっかり家を空けた後の
室内の温度計を見ると
12℃でした。

気候の差はあれ、
いわゆる現代的な工法の家で
夜暖房を止めて迎えた朝よりも
あたたかく感じます。
(実際、手元の温度計では8〜9℃でした)

我が家のような
断熱材を入れない
木と土壁の家は、

家全体の熱貫流率が
現代工法の家よりも
数倍から10倍近く高く、

つまり熱が逃げやすいので
一般論では冬寒い、
と言われています。

だからそのような家は、
作る過程で現代工法の家より
どんなに環境負荷が低くても
環境性能面での点数が低く、
エコポイントの対象外です。

しかし、
もし熱貫流率の数値が
住宅の温熱環境に
直接反映されるのならば、
丸4日空けた家の中は、
ただでさえ気密性の低い我が家、
熱が外に逃げるところまで逃げて、
外気温に近い温度まで下がっても
おかしくはないはずです。

確かに夜、
家を今まで通りにあたためるには、
少々時間がかかりました。

また普段家に居るときも、
あまり20℃以上にはならず、
また我が家の場合、
木でできた窓の間から
隙間風が流れてくるので、
Tシャツで過ごせるほど
あたたかいとは
いえないかもしれません。

しかし今晩の
12℃という温度は、
熱貫流率という指標だけで
住宅の性能を評価することに
限界がありはしないかと
問題提起を投げかけてくれているような
気がしてなりません。

私たちはこうした現象を
発信する一方で、

木と土壁の家が
もう少しだけでも
日の目を見る日が来るように、

この分野に関する
今後の理論的な研究に
期待したいと思います。

2011年1月2日

正月といえば

カテゴリー: 今日のできごと

正月といえば、
おせち料理、
そしてお雑煮。

妻の実家の
滋賀県でお正月を迎えたので、
関西ならではの
白味噌仕立てのお雑煮を
いただきました。

私はお吸ましのお雑煮より、
こちらのお雑煮のほうが
あたたまる感じがして好きだなー。

そしてジェットくんは、
お正月バージョンの
めでたいごはん!

いつものごはんの真ん中に
赤い実が載っけられ、

いつもよりちょっとだけ
うれしそうな(?)
ジェットくんでした。

2011年1月1日

今年の初詣

カテゴリー: 今日のできごと

今年の初詣は、
近江の国 日吉大社。

山王鳥居といわれる鳥居と
石垣が印象的な神社です。

また山王鳥居の脇にある六角堂も、
たいへん興味を引きました。

さて日吉大社は、
平安京の表鬼門に
位置することから、
魔除け、厄除け等に
ご利益のある神社です。

そういえば今年私は、
本厄の年のようです。

恥ずかしながら
数え年のことをよく理解しておらず、
厄年は来年だとばかり思っていて、
境内の一角にある表を見て
初めて知りました。

知らぬが仏、
だったかもしれませんが、
私は知ることができて
よかったです。

どちらかというと
思い立ったら行動、
という性分なだけに、
今年は注意深く、
とくにケガに泣いた半生ですので、
注意して日々を過ごしたいと思います。

いずれにしても、
ここへ参ったのは
面白い形の鳥居が
動機だったりしたのですが、
それが厄年の今年というのも
何かのご縁です。

なお今日は、
あたり一面雪景色。

大晦日に降った雪が
まだたくさん残っていました。

もちろん空気は、
凛として冷たく、
こんな日は
焚き火のありがたみを
身に沁みて感じます。

境内で販売していた
あたたかい甘酒も最高でした。

その日の朝鎌倉を出るときは、
コートが要らないほど
あたたかな陽気だったんですけどね。
日本は広いです。

しかし雪の中の初詣も、
鎌倉にいれば
滅多に経験できないことだし、
それに日本の冬の典型
という感じがしてよかったです。